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わかりやすい「Apple Pay超入門」

著者: Mac Fan編集部

わかりやすい「Apple Pay超入門」

4つの利用方法

アップルペイ(Apple Pay)は、アップルが提供する画期的な決済サービスだ。米国では2014年10月より開始され、その後、英国、中国、フランスなどでもスタート、日本は12カ国目の利用可能国となる。本稿執筆時点ではまだサービスインしていないものの、2016年10月下旬に無料のソフトウェアアップデートが提供され、利用開始となる運びだ。

アップルペイは、決済=お金の支払いを一変させるほどのインパクトを持ったサービスである。アップルペイは何に利用できるのか、大きく分けると以下の4つがある。

(1)交通機関 iPhoneやアップルウォッチを改札機の読み取り部にかざすだけで通過できる

(2)店舗 店頭でiPhoneやアップルウォッチを専用リーダにかざすだけで購入できる

(3)アプリ アップストア(App Store)から入手できる対応アプリを使うことで、iPhoneやiPad、Macから商品を購入できる

(4)WEB アップルペイでの支払に対応したWEBサイトで商品を購入できる

日本では、財布に入れていたお金やカードを携帯電話で1つにまとめて持ち歩き、携帯電話内部に搭載されたICチップを使って電子決済を行う「おサイフケータイ」と呼ばれる決済サービスが知られており、アップルペイもそれに酷似したサービスであると考えると理解はしやすい。つまり、これまでのおサイフケータイでの携帯電話による決済のようなことが、iPhoneやアップルウォッチで行えるのだ。

具体的にどのようなことが行えるかや、その使用方法等については後述するが、まず注意してほしいのは、アップルペイはアップルのすべての製品で使えるわけではないことだ。前述した4つの利用方法にすべて対応するのは、iPhone 7とiPhone 7プラスのみ。iPhone 6s/6sプラス、6/6プラス、SEはアプリとWEB上での決済のみ。また、アップルウォッチに関しては最新のシリーズ2のみがWEBでの決済以外が可能(アップルウォッチはWEBブラウザのサファリを搭載していないため)、iPadやMacもアプリやWEBでの利用に限られるなどの制限がある。アップルペイを利用可能なデバイスに関しては、上の表を参照してほしい。

なお、アップルペイのすべての機能を使うためには最新のiPhone 7シリーズが必須と思われているが、最新のアップルウォッチシリーズ2とiPhone 5以降があれば交通機関や店舗でもアップルペイによる決済が行える。

交通機関や店舗で利用できるデバイスが制限されているのは、アップルペイの非接触型決済において、ソニーの開発する非接触ICカード技術「フェリカ(Felica)」を利用しているためだ。アップル製品の中では、iPhone 7シリーズとアップルウォッチシリーズ2にのみフェリカに対応したNFC(近距離無線通信)チップが搭載されている。ちなみに、このNFCチップは海外のアップルペイで利用されている通信規格タイプA/Bにも対応しており、日本で発売されているモデルとそうでないモデルに違いはないようだ。ただし、日本でアップルペイを利用できるのは日本で発売されたモデルのみ(iPhoneの場合、背面に「総務省指定」の刻印が入っている)。日本で購入したiPhoneを海外で使う場合も同様に、現時点では海外のアップルペイの支払いに使用できない可能性が高い。そこにはソフトウェア上の制約がありそうだ。

【Apple Pay まるわかり1】

電車でお店で、そしてネットでアップル製品でスマートに決済

交通機関

もうプラスチックカードは必要なし。スイカを使って改札を通るときは、iPhoneやアップルウォッチを改札機の読み取り部にかざすだけで通り抜けられる。

店舗

お店での買い物にもカードはもう必要なし。クイックペイ、iD、Suicaのいずれかで支払うことを伝えたら、iPhoneやアップルウォッチを専用リーダにかざすことで買い物ができる。

アプリ

アップルペイでの決済に対応したアプリが続々登場! 支払いの際にアップルペイを選ぶだけで、iPhone、iPad、Macから購入できる。

WEB

アップルペイでの決済に対応したWEBサイトでも、アップルペイで支払えばセキュアでスムースにショッピングを行える。

 

アップルペイで利用可能な端末

改札をすっと通り抜ける

さて、具体的なアップルペイの利用方法の話に戻ろう。まず、日本でのサービス開始にあたって、アップルペイはJR東日本による電子マネー「Suica(スイカ)」に対応している。すでに多くの人が電車に乗る際にSuicaカードを利用しているだろうし、コンビニや販売機などでもSuicaで購入しているに違いない。それがiPhone、または手首にはめたアップルウォッチでできると想像すれば、その快適さを理解していただけるだろうか。

アップルペイが対応するのは厳密には既存のSuica(携帯電話版のモバイルSuica)とは別のサービスであり、アップルと東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が協力していちから作ったものだ。JR東日本によると、(他の交通系ICカードとの相互利用を含み)駅の数にして4710、バス3万台、そしてお店の数にして35万店舗以上でアップルペイが利用できる。

アップルペイでSuicaを使い始めるのは簡単だ。すでにSuicaカードを持っていれば、(10月下旬のソフトウェアアップデートを施した)iPhone 7をSuicaカードの上に置くだけ。するとSuicaの残額やSuicaの定期券情報などがiPhoneに転送される。アップルウォッチシリーズ2で利用するときは、iPhoneの「Watch」アプリから追加するだけだ。まだ、Suicaカードを持っていない場合は、Suicaアプリから作ることも可能だ。Suicaカードは、iPhoneの「ウォレット(Wallet)」アプリに格納されるので、これでもうプラスチックカードを持ち歩く必要はなくなる。また、Suicaのチャージや定期券の更新も行える。その場合は、アップルペイに登録したアメリカン・エクスプレス(AMEX)やマスターカード、JCBのクレジットカードが必要だ。

通常のSuica機能のほかにも、アプリで操作・購入すればチケットレスで利用できる「Suicaグリーン券」「モバイルSuica特急券」の機能も実装されるようだ。だが、EX−IC(JR東海が提供する東海道・山陽新幹線の予約サービス)、銀行チャージ、キャリア決済チャージ、ネット決済サービスなど一部利用できないサービスもあることに注意しておく必要がある。

【Apple Pay まるわかり2】

Suicaの情報転送はラクラク改札はパッと端末をかざすだけ

Suicaの登録方法

アップルペイでSuicaを使い始めるには、まずiPhone 7をSuicaカードかSuica定期券の上に置く。するとSuicaの残額やSuica定期券の情報がすばやく転送される。これであなたのSuicaの情報はiPhoneに保存されるので、もうプラスチックのカードを持ち歩く必要はなくなる。

アップルウォッチシリーズ2でSuicaを使いたいときには、iPhone 7に内蔵されているWatchアプリの中で追加する(本稿時点ではSuicaのメニューはないため、10月下旬のソフトウェアアップデートで実装されるものと思われる)。

 

Suicaの使い方

iPhoneやアップルウォッチを改札の読み取り機にかざすだけで通過できる。iDとクイックペイ利用においてはタッチIDによる認証が必須だが、Suicaだけはその必要がなく、認証される仕組みになっている。

アップルペイで設定したクレジットカードを使うことで、「ウォレット」アプリの中で直接Suicaにチャージすることが可能。Suicaの定期券の更新もできるため、そのために券売機などに出向く必要はない。

 

【注意】Suicaは1つ1デバイス

Suicaのカードには背面に番号が記載されているが、この番号のSuicaは1つのカードまたはデバイスでしか利用できない。つまり、iPhone 7とアップルウォッチの両方でSuicaを使いたい場合には、それぞれに別のSuicaを登録する必要がある。

 

【注意】アップルペイで利用不可のSuicaのサービス

新サービスでは、EX-IC(JR東海が提供する東海道・山陽新幹線の予約サービス)、銀行チャージ、キャリア決済チャージ、ネット決済サービスなど一部利用できないサービスあることをJR東日本は発表している。【URL】http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/faq/about_smartphone.html#iphone7add

お買い物もiPhoneで

アップルペイは、Suicaカードのほかに、クレジットカードやプリペイドカードにも対応している。対応するクレジットカードは、原稿執筆時点でAEON(イオン)、オリコ、クレディセゾン、JCB、トヨタファイナンス、ビューカード、三井住友カード、三菱UFJニコス、UCカードの各カード会社、そしてNTTドコモが発行する「dカード」、KDDIの「au WALLETクレジットカード」、ソフトバンクの「ソフトバンクカード」。カードブランドとしては、AMEX、マスターカード(MasterCard)、JCBのいずれかとなる(VISAは含まれていないが、上記クレジットカード会社が発行するVISAカードは使用可)。これらをアップルペイに登録することで、iPhoneやアップルウォッチなどで店頭の専用リーダにかざして支払いできるほか、アップルペイ対応のアプリやWEBサイトで決済が可能となる。

店頭での支払に関しては、iDまたはクイックペイ(QUICPay)のどちらにクレジットカードが対応しているかで異なる。iDはドコモの電子マネーサービスで、NTTドコモ(dカード)、ソフトバンク(ソフトバンクカード)、イオン、三井住友カードが主に対応。クイックペイは、JCBが中心となって開発した電子マネーサービスで、KDDI(au WALLETクレジットカード)、オリコ、クレディセゾン、JCB、トヨタファイナンス、ビューカード、三菱UFJニコスが主に対応している。店頭では、どちらか(またはスイカ)で支 払う旨を伝えたうえで、専用リーダにデバイスをかざして支払いを行う。

人によっては、財布に何枚ものクレジットカードを入れて持ち歩いているだろう。アップルペイに登録することでプラスチックカードはもはや携帯することなく、かつiPhoneで一元管理でき、支払いまで済ませられるのは大変便利だ。朝の出勤時、Suicaで改札を降りて、そのままiPhoneやアップルウォッチでコンビニでピッとコーヒーを買う、といったように一日のさまざまな場面で活用できる。

また、アプリやWEBでのアップルペイによる決済も非常に便利だ。こちらはフェリカのICチップを搭載していないiPadやMacなどの対応デバイスでも利用することができ、支払いの際にアップルペイを選択するだけで、アップルペイに紐付いたクレジットカードで決済することができる。アップルのWEBサイトでは、ギフティ(giftee)やじゃらん、出前館、TOHO CINEMAS、日本交通、BASE、minneがすでにアップルペイに対応していると発表しており、今後も対応アプリやサイトは増えていくだろう。

【Apple Pay まるわかり3】

主要ブランドと発行会社のクレジットカードが使える

アップルペイ対応のクレジットカード

アップルのWEBサイトに掲載されているアップルペイ対応のクレジットカード。今後さらに増えていくものと思われる。

 

クレジットカードの登録

クレジットカードないしはプリペイドカードを登録する必要がある。設定したクレジットカード・プリペイドカードは、クイックペイまたはiDとして割り当てられる。

 

iDとクイックペイの対応

原則として、JCBなどのクイックペイのみ対応のクレジットカードを登録した場合はクイックペイとして、三井住友カード等のiDのみ対応しているクレジットカードを登録した場合は、iDとして割り当てられる。ビューカード、三菱UFJニコス、au WALLETクレジットカードはカード本体ではクイックペイを利用できないが、アップルペイに登録すると、クイックペイ加盟店で使えるようになる。

 

店舗で買い物

アップルペイを利用するには、店頭で上記マークを探すだけ。マークがある場所で、iD、クイックペイなど、どのような方法で支払いたいかを伝えて、iPhoneやアップルウォッチをリーダにかざせばいい。

 

アップルペイが使えるお店

アップルは、アップルペイの開始に先立ち、ホームページ上でアップルペイが利用できるお店やサービスの一例を紹介。このほかにも、前述したようにクイックペイやiDのマークがあるお店で利用可能だ。

 

クイックペイが使える主要なお店

【URL】http://www.quicpay.jp

 

iDが使える主要なお店

【URL】http://id-credit.com/index.html

 

【注意】ネットでの支払いにはブランドに注意!

お店での支払い(クイックペイ、iD)はVISAのクレジットカードでもOKだが、Suicaのチャージやインターネットでの支払は、JCB、マスターカード、AMEXのクレジットカードである必要がある。

【Apple Pay まるわかり4】

ネットやアプリで買い物もできる対応サービスが続々と登場!

WEBやアプリで使える

アップルのWEBサイトで紹介されている、アップルペイ対応のオンラインショップとアプリ。今後も対応アプリやサイトは増えていくと考えられる。

 

iPhoneで認証

アプリやWEBサイトで購入する場合は、「Apple Pay」というボタンをタップするだけ。そして商品の内容を確認したら、iPhoneのタッチIDで認証する仕組みだ。Macで購入する場合でも、iPhoneのタッチIDで購入の認証を行う。

安全面でも一歩リード

このように日常のあらゆるシーンで活躍するアップルペイだが、利用者にとっては「安全であるか」が気になるポイントだ。セキュリティに関してアップルは、アップルペイは「より安全な支払い方法です」としている。

昨今はしばしば、クレジットカード番号がオンラインショップなどから漏れたというニュースが新聞の紙面を賑わせることがある。これは、顧客が利用したクレジットカードの番号を店側が保持しているから起きてしまう事態といえる。そこでアップルペイではクレジットカード番号をランダムに暗号化し、その暗号化された番号(トークン)だけを使って決済を行う。店側にはこのトークンしか残らないため、万が一データを盗まれても問題ない。トークンは、専門に設置された認証サービスでのみ解読され、正しい番号であることが保証される。この認証サービスさえしっかり守られていればクレジットカード番号は安泰というわけだ(こうした方式はトークナイゼーションとも呼ばれる)。

また、スマートフォン本体に保存されるトークン化されたデータも、iPhoneの場合はSoC内に暗号化された状態で保存される。このとき保存される場所は、タッチID以外からはアクセスできない(OSから閲覧できない)特別なセキュリティ専用エリアなので安全だ。

そしてアップルペイでの支払いをするには、指紋認証のタッチIDの併用が不可欠になるため、本人認証についても非常に高いレベルで信頼できる。クレジットカード番号の扱いからデータの保管、そして利用時の認証に至るまで、一貫して安全な状態が維持されている。さらに、万が一の場合は、「iPhoneを探す」機能や「iCloud.com」を使うことで、アップルペイの利用を遠隔で停止できる。

このようにトークナイゼーションはセキュリティ的には非常に有効な方法だが、デバイス側がいくらトークナイゼーションに対応していても、認証サービスを含めたシステム側、特にクレジットカード会社が対応してくれないことには導入できない。アップルペイの対応地域は、その地域のカード会社がトークナイゼーション対応を済ませたところから導入されているのだと予想される。

【Apple Pay まるわかり5】

不正利用を減らす安全なセキュリティを提供

タッチIDで認証する

iPhoneはタッチIDという指紋認証の仕組みを搭載しているため、アップルペイのような安全な決済が可能となっている。指紋は人によって違うので、自分の指紋を登録しているスマホを第三者が解除することはできない。指紋は年齢を重ねても変化することがないので、安全で確実なセキュリティシステムとして急速に普及するようになった。

 

【注意】端末ごとにカード登録

セキュリティ対策の一環で、登録されたカード情報ならびにトークン化されたデータはデバイスの中だけに保存される。また、トークンとデバイスは1対1の対応であるため、iPhoneのトークンをアップルウォッチで利用することはできない。よって、カード情報の登録作業は、デバイスごとに必要になってくる。

その点、同じウォレットアプリに追加するものでも、航空チケットなどとは扱いが異なるので注意が必要だ。

 

Apple Payの決済の仕組み

【従来のカード決済】

従来のクレジットカード決済は店舗側にカード情報を伝える必要があるため、カード情報を抜き取られるリスクが高い。また、不正カードを利用され、損害を負う店舗も多い。そのほか、クレジットカード番号を入力したサイトの購入履歴からスキミングされるケースや、サイトがウイルスなどに感染して流出してしまう可能性がある。

【Apple Pay】

アップルペイでは、あらかじめカード情報をiPhoneに登録しておく。その情報はアップルとカード会社、それからiD/クイックペイの運営会社に送られ、抜き取られても安全なコードの形に変換されて、iPhone内のセキュアエレメント(SE)に保存される。店舗での決済時にはタッチIDに指を載せて指紋認証を行うと、カード情報ではなく、毎回"トークン"というカード情報の代替となるコードが発行され、店舗およびカード会社に伝えられる。情報を抜き取られても流用できないトークンを利用することでカードの不正利用のリスクを減らしている。

 

【注意】iPhoneを紛失しても大丈夫!

iPhoneやアップルウォッチをなくしてしまったときはどうするのか。カード情報はSEに保存され、指紋認証でしかアクティベートされないが、それでも不安になるだろう。

そんなときは、アイクラウドの「iPhoneを探す」が役に立つ。「iPhoneを探す」はGPSで現在のiPhoneやiPad、Mac(Macの場合はWi-Fi接続から場所を特定する)の現在位置を調べられるサービスで、見つかった端末はインターネット経由でロックしたり、内容を消去することも可能。iPhoneを「紛失モード」にすればアップルペイは一時的に利用できなくなるため、Suicaの残高などを勝手に使われる恐れはなくなる。あとはゆっくり場所を特定して回収すればいい。

また、WEBの「iCloud.com」からアクセスして、登録したカード情報をリモートから削除することもできる。

iPhoneをなくしたときは、iPhoneアプリ、またはiCloud.comの「iPhoneを探す」を使って現在地を検索する。

見つかったらすぐに紛失モードにすれば拾った人が勝手に操作できなくなるほか、画面にメッセージを表示可能。

日本でこそ真価を発揮

ここまで説明してきたように、アップルペイはこれまでにない利便性と安全性を兼ね備えたモバイル決済手段だ。冒頭で「おサイフケータイのような」と述べたが、厳密には同じものではなく、比較するとメリット&デメリットはある。メリットはすでに述べたが、デメリットに関しては、対応する電子マネーがSuica、iD、クイックペイの3種類しかないこと、登録できるクレジットカードが限られること、使えるサービスが少ないこと、などが挙げられる。しかし、こうした問題はアップルペイが浸透するにつれ、解決していくことだろう。

とかく、海外と比べると、電子マネーの利用に関しては日本は先進国である。電車やバス、タクシー、コンビニや自販機、ショップ、そしてオンラインなど至るところですでにたくさんの人がその恩恵を受けている。そうした観点から見ると、アップルペイは日本でこそ、その真価を発揮する可能性が高い。まだ、支払時に「アップルペイで!」は通じないだろうが、iPhoneという日本でも高いシェア率を誇る世界一のスマホと組み合わさり、日常の目の前にあるシーンにおいて、高いユーザエクスペリエンスで利便性を発揮してくれるアップルペイの「直感的なわかりやすさ」によって、スマートフォンがイコールiPhoneとなったときのように、電子マネー=アップルペイとなるのも大きな妄想ではないだろう。

たくさんの中からベストな選択肢を探そう

Apple Pay対応のおすすめカード

年会費が実質0円!

ポイントもおトクなビックカメラSuicaカード

ビックポイントとビューサンクスポイントの2種類のポイントが貯まるおトクなカード。スイカのオートチャージにも対応。年1回クレジットカード機能を利用すれば次年度の年会費が無料になるので、実質0円で利用できる。

 

信頼性抜群で電子マネーとの相性もいい

三井住友クラシックカード

旅行保険、ショッピング補償など補償サービスが充実している信頼性抜群のカード。家族カード保持者も補償の対象になる。電子マネーとの相性もよく、iDのほかWAONや関西圏で普及している交通系ICカードPiTaPaにも対応。

 

キャッシュカードとWAONの機能もある

イオンカードセレクト

イオン銀行に口座があるなら、絶対的におトクなカード。持っているだけで普通預金金利が上乗せされ年0.12%に。キャッシュカードとしても使えるほか、現時点でアップルペイに対応していない電子マネーWAON機能もある。

 

毎日の買い物が3%オフ!

ウォルマート・セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード

良質なサービスを提供することでステータス性のあるAMEXを年会費無料で持てる希少なカード。西友などの指定店舗では毎日3%オフ。ポイントサイト「永久不滅.com」を経由して買い物すれば最大30倍ポイントが貯まる。

 

dポイントがおトクに貯まる!

ドコモ公式のdカード

dポイントが一番貯まるドコモ公式のクレジットカード。全国のローソンで使うと3%オフで買い物ができる。ドコモユーザのみ入会可能で、最大1万円までのケータイ補償が適用される(購入から1年以内の場合)。

 

auユーザなら年会費無料

au WALLETクレジットカード

電子マネー「au WALLET」やネットバンクの「じぶん銀行」との連携をフル活用できる、auユーザのためのクレジットカード。海外旅行保険をはじめ、ショッピング補償や紛失・盗難保険といった補償サービスもしっかりカバー。