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アプリを体験してみよう!

著者: 氷川りそな

アプリを体験してみよう!

遊びながらコードを理解

スウィフト・プレイグラウンズで利用できる学習コンテンツ「プレイグラウンド(Playground)」は誰でも自由に作成したり、配布することが可能です。加えて、アップルからもたくさんの種類のプレイグラウンドがすでに用意され、アプリの中で提供開始されています。その中でもおすすめなのがフィーチャード(Featured)ページでも大きく取り上げられているゲーム型学習プレイグラウンドの「ラーン・トゥ・コード(Learn to Code)」シリーズです。

これは、キャラクターを操って、ステージ(面)ごとに用意されているジェム(宝石)を獲得したり、スイッチをすべてオープンにするなどという、ステージごとに決められたゴール条件のクリアを目指すゲームになっています。「前進する」や「ジェムを集める」といったコマンド(命令)を実行することで、キャラクターの動きを操作し、クリアを目指します。

こういったコマンドを画面上にコーディング(記述)して、ゴールするためのプロセスを経て、関数や条件式といったプログラミングに必要な要素や、より効率良くクリアするためのアルゴリズムを学んでいける仕組みなのです。

「Learn to Code 1」プレイの流れ

(1)「Learn to Code 1」 Playgroundをインストール

前ページのおさらいになりますが、まずは「Learn to Code 1」のプレイグラウンドをインストールします。[Featured]から、「LEARN TO CODE 1」を選択し、[GET]を押してインストールします。

(2)「Learn to Code 1」Playgroundを開く

[My Playgrounds]タブをタップし、「Learn to Code 1」を選択して開きます。最初にこのチャプターで何を学ぶのかという概要を説明する「Introduction(イントロダクション)」が表示されるので順番に読み進めていきましょう。

(3)操作画面を理解する

準備ができたらいよいよゲームスタートです。チャプターにはそれぞれテーマが設定されていますが、それを元に作られた課題(エクササイズ、もしくはチャレンジ)をページごとにクリアしていきます。

?ディスクリプション:このステージでやるべきこと(どんなコマンドやプログラムを覚えていくか、どうやってゴールにたどり着くべきなのか)が、例文などとともに説明されているパートです。また、文中の赤い文字の部分はタップするとポップオーバーで補助解説が表示されます。

?エディタ:コードを記述してステージ内のキャラクターなどを操作するためのプログラムを作っていく場所です。入力はキーボードだけでなく、主なコマンド類はタップ操作でエディタに追加することができます。

?ライブビュー:画面下中央にある[Run My Code]ボタンをタップすると、エディタに書いたコードが実行されてステージ内のキャラクターやギミックなどが動き出します。

?ステージ操作:ほかのステージに移動したいときは、ステージタイトルにある[<][>]ボタンをタップして順に送るか、リストをタップすると好きなステージを選択することができます。

(4)キャラクタを動かす

エディタにコードを記述して、キャラクタを動かしてみましょう。基本的に、コマンドはタップ操作で追加していく形になります。画面右上の[×1]をタップすると、動作速度を変更することができます。

(5)条件を満たせばクリア!

ライブビューの左上にあるゴール条件(ジェムの獲得数やスイッチを開けた数)をすべて満たせば、メッセージが表示されて、見事クリアになります。

(6)次のステージへ…これを繰り返す

クリア後は次のステージへと進みましょう。基本、この工程を繰り返していきます。ラーン・トゥ・コード1のすべてのステージをクリアできるように頑張ってみましょう!

(7)もし詰まってしまったら

ステージを進めていくと、行き詰まることもあるでしょう。そんなときは、画面右下の[Hint]ボタンをタップすると、クリアまでのヒントが表示されます。

Learn to Code攻略ガイドの見方

次ページからは「ラーン・トゥ・コード1」からポイントとなる重要なステージを抜粋して、攻略ガイドをお届けします。ステージの説明を日本語要約で解説するほか、クリアするうえで重要となるコマンドやアリゴリズムの考え方などもポイントに絞ってチェックしていきます。また、2Dによるステージマップも用意。ライブビューによる3D俯瞰では把握しづらい全景や、マス目の数もこれで一目瞭然。クリア条件や使用できるコマンドなども一覧で確認できるので「英語がわからない」と躊躇していた人もぐっと楽に攻略できるようになるはずです。

?ステージタイトル:攻略するステージのチャプターとタイトルです。ラーン・トゥ・コード1のコンテンツとリンクしています。

?ステージマップ:ライブビューを上から俯瞰したグリッドマップで、スタート地点やジェム、スイッチなどが確認できます。

?クリア条件:ステージをクリアするための条件です。

?コマンド一覧:ラーン・トゥ・コードに用意されているコマンドから、このステージで利用するものを確認する早見表です。

?概要:このステージ全体の概要や、ディスクリプションを日本語要約したものです。

?ポイント解説:攻略する上でのポイントとなる部分(コマンドの使い方や、アクションの順番やアルゴリズムを考える際の注意点など)を解説していきます。