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ドラッグ&ドロップ時の便利なショートカット

著者: 今淳一

ドラッグ&ドロップ時の便利なショートカット

ファインダ上でファイルの複製やエイリアスを作成する際には、対象のファイルを選択した状態で[ファイル]メニューから[複製]や[エイリアスを作成]を実行する。すると同じ階層に同名ファイルの複製やエイリアスが作成される。この操作はコンテクストメニューからも実行できるが、実はもっと簡単なショートカットがある。

まず、[オプション]キーを押しながら複製したいファイルをドラッグすると、カーソルの横に[+]のマークが表示され、ドロップした場所に複製が作成される。同様に、[コマンド]キー+[オプション]キーを押しながらファイルをドラッグすると、ドロップ先にエイリアスが作成される。複製したファイルやエイリアスには「ooのコピー」「ooのエイリアス」というファイル名が付与されるが、この方法だとファイル名やフォルダ名が変更されないため、リネームの手間も省ける。

また、ファイルを他のパーティションにドラッグ&ドロップすると、自動的に複製が作られるが、ドラッグの際に[コマンド]キーを押していると、複製は作らずファイルを移動できる。

ちなみにファイルを移動する際、「複製する」「エイリアスを作成する」場合にはカーソルにマークがつくので、これを確認すると今どんな作業をしているのかがひと目で確認できる。

  ?通常は「移動」、+のマークが出ている場合は「コピー」、矢印のマークが出ている時は「エイリアスの作成」であることを示している。ドラッグしたまま指を離さず、[コマンド]キー、[オプション]キー、そしてその同時押しなどをすると、カーソルのマークが変化するので、試して覚えてほしい。