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iOSデバイスのカメラでピントと露出をロックする

著者: 今淳一

iOSデバイスのカメラでピントと露出をロックする

使い方は簡単で、ピントと露出をロックしたい部分をしばらくタップするだけ。しばらくすると画面上部に[AF/AEロック]の表示が現れる。解除したい場合は、もう一度画面のどこかをタップすれば良い。

知っていると結構役に立つ機能である。たとえば夜間の撮影や逆光、近くに光源のある場所など、画面内の明暗が激しい所では、撮影した写真が極端に明るくなったり、暗くなったりと、撮影に苦戦することが多い。そんな時に「AF/AEロック」を使ってみよう。

 

試しに街灯の下で「AE/AFロック」を使って撮影してみた。左は光源の奥の暗い場所に、右は光の当たる葉にそれぞれAF/AEロックをかけてみたが、ハッキリと違いがわかる。

ちなみに、イルミネーションや花火、夜景の撮影などにもこの機能は活用できる。夜間撮影にありがちなのだが、画面に暗い部分が多いと、カメラアプリは「写真を明るめにした方が良い」と判断する。そして全体的に明るくしてしまうとイルミネーションなどの明かりがボケてしまうのだ。これを防ぐには、撮影したい光源にAEロックをかけてやればよい。ぜひ試してほしい。