「コンビニで印刷する」～iPhoneとコンビニがあればいつでも印刷可能！～

プリンタが近くにないときはiPhoneを持ってコンビニへ

急な用事で、外出先で書類を印刷したくなったとき、コンビニのコピー機（正確には複合機）とiPhoneがあればどんな書類でも簡単に印刷できるって知っているだけで安心です。

メールで添付されたPDFや、マイクロソフトのオフィス系の書類も、この「ネットプリント（netprint）」のアプリに送ってしまえば、それでおしまい。あっと驚くほどの簡単さです。

ネットプリントにアップロードされた書類には、書類番号とパスワードが発行されますので、それをセブンイレブンの複合機で入力すれば、クラウドにアップされた書類が手元で紙となって現れます。

ドロップボックスやグーグル・ドライブ、エバーノートなど、クラウドのストレージに書類が入っている場合は、それぞれのアプリで書類を表示したのち、［共有］ボタンをタップしてネットプリントのアプリに送るようにしてください。アプリの一覧にネットプリントが出ていない場合は、［共有］ボタンの「その他」を押すとうまくいきます。それでもネットプリントアプリが出現しない場合は、それぞれのアプリから書類をメールで送る機能を使い、専用のネットプリント宛メールアドレスまで送信しましょう。差出人のメールアドレスがネットプリントのサービスに登録しているものであればアップロードされます。

ただ、注意しておきたいのは書類の容量で、2MBまでです。通常の書類は問題ないですが、画像などを貼ったファイルの場合は少し注意が必要です。私がよくやっている紙の書類を「スキャンスナップ（ScanSnap）」でPDF化しているような書類もサイズが大きいので圧縮が必要です。iPhoneのみでリサイズしたい場合は、WEBサービスの「スモールピーディエフ（smallpdf）」がオススメです。そこで、圧縮やPDF分割をすれば、2MB以下に縮小したファイルがサファリ上に表示されるので、ここからネットプリントへ送ればOKです。

分割の場合は何度かに分けねばならないのでちょっと面倒ですが、必要なページだけを選んでおけば印刷代も安く済みます。

今までは、キンコーズやホテルのビジネスセンターでしか対応できなかったことが、近場で、しかも数十円、数百円で済んでしまいます。iPhoneとコンビニというインフラを使わない手はありませんよね。