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Split Viewの新機能

【ここが新しい!!】

??簡単な操作でスクリーンを分割

??集中と選択することで効率アップ

??ウインドウの管理もスムースに

気が散らないマルチタスクを実現

iPadプロで注目のスプリットビューは、エルキャピタンでも目玉機能の1つだ。近年、アップルはOS Xでもフルスクリーンソフトを推してきた。iOSアプリのようにシングルスクリーンでコンテンツ中心の使い勝手を提案していたわけだが、複数のウインドウ(またはソフト)を同時に開いて作業できないため、事務作業も高度なクリエイティブワークでもあまり使われていなかったはずだ。

このためフルスクリーンを使わず、従来どおり複数のウインドウを開いて作業している人が多い。しかし、ウインドウモードは一見複雑なタスクが捗りそうだが、目に入る情報が多すぎても人間は気が散ってしまうし、ウインドウが重なっているところは裏側が見えないので、結局、ウインドウの上下を入れ替えたり手間がかかることが多かった。他人がMacを操作している様子を観察してみると、そのほとんどがウインドウの移動に時間を取られていることに気づくはずだ。

そこで、スプリットビューの出番。スプリットビューは、ミッションコントロールでウインドウを一覧表示した状態で、2つのソフトをデスクトップバーにドラッグ&ドロップする。どちらの画面を右に置くか、左に置くかはドラッグ先の場所で判定される。とても直感的な手順で、スクリーンを2分割できるのだ。

その他の操作方法もある。ウインドウ表示の状態で、緑ボタンを長押しすることでもスプリットビューに移行できる。このとき、ウインドウを右側にするか左側にするか聞かれるので、それに答えるだけできっちりスクリーンの半分にレイアウトされる。

たとえばサファリとページズ、マップとメモなどのように、2つのソフトが画面いっぱいに映し出される。ウインドウ枠という余計なスペースは食わないし、目に入るのは2つのソフトだけなので集中力も損なわない。真っ先に活用したい機能だ。

●カーソルが大きくなる

スプリットビューの機能ではないが、デスクトップ回りの細かな改善。スリープ復帰後などにカーソルをぶるぶる震わせると一時的に大きくなって、カーソルが見つけやすくなる。

●ミッションコントロールからスプリットビュー

ミッションコントロール画面で特定のウインドウをデスクトップバーにドラッグするとフルスクリーン表示にできる。

フルスクリーン化したソフトにもう1つのウインドウをドラッグするとスプリットビューに移行する。ドロップ先を右側、左側に動かせば場所もダイレクトに指定可能だ。

●ウインドウからスプリットビュー

ウインドウ表示しているソフトをフルスクリーンにしてスプリットビューにしたいときは、緑ボタンを長押しする。

画面が分割されるので、どちらに置くのかをカーソルを動かして設定できる。反対側にはスプリットビューに置く候補となるウインドウがミッションコントロール風に表示される。

境界線はドラッグするとおおむね自由に割合を変更できるが、ソフトごとに最大幅と最小幅が決まっているようだ。境界線をダブルクリックするときっちり半分になる。