Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

最新iPhone6s、6s Plusの料金プランを知る

最新iPhone6s、6s Plusの料金プランを知る

最新iPhone6s、6s Plusの料金プランを知る

新たな契約プランを用意

iPhone 6s/6sプラスにおける大手通信キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)の最低月額料金および端末代金が出揃った。月々の使用料金では各社新しい契約プランを発表している。

まず、auは1回5分以内であれば24時間国内通話がかけ放題のプラン「スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)」を新たに発表。データ定額サービスの契約が必須だが、3GB、5GB、8GB、10GB、13GBの容量から選ぶことができる。最安の3GBに契約すれば、昨年よりも820円安く利用することができ、長電話をあまりしないユーザにはうれしいプランだ。また、月々の割引プランである「auにかえる割スーパー」も同時に発表。MNP利用で新たに契約すると、毎月最大で1700円の割引を受けることができる(割引金額は契約するパケット定額のデータ容量に比例)。「auスマートバリュー」と組み合わせれば、合計4790円という低料金で利用可能だ。

一方のドコモは「カケホーダイライトプラン」を発表。こちらも基本使用料1700円で5分以内の国内通話が無制限と、auと同様のサービスを用意した。対象のパケット定額サービスは「データMパック」「データLパック」「シェアパック15」「シェアパック20」「シェアパック」。MNPでの新規契約であれば、最大12カ月間基本使用料が割引になる「ドコモにチェンジ割」を併用できる。

そして、ソフトバンクは「スマ放題ライトプラン」を発表。基本使用料は1700円で、こちらも5分以内の国内無料通話を無制限で利用することが可能。パケット定額サービスは「標準(5GB)」からの契約が必須となり、「小容量(2GB)」は対象外となる。

次に各社の端末代金だ。6/6プラスともに各社全体的な値上がりを確認することができる。注目したいのは実質負担額だ。各社が発表している端末代金からは、実質0円がすべてなくなっている。ただ、唯一ドコモのMNPだけは「のりかえボーナス」を併用することによって実質0円を実現できる。どの端末を購入しても10万円を超えない点から見ても、端末代金ではドコモが一歩リードしている印象である。auとソフトバンクが今後どのようなキャンペーンを実施するかに期待してみよう。

●iPhone 6s/6sプラスの各キャリア別最低月額料金表

●キャリア別通信サービスの対応状況

各キャリアとも、2つの周波数帯を束ねて高速通信を可能にする「キャリアアグリゲーション」、LTEによる高音質音声通話サービス「VoLTE(Voice over LTE)」に対応。時分割多重(TDD:Time Division Duplex)方式を採用したLTE通信「TD-LTE」には、au、ソフトバンクが現時点で対応済だ。キャリア別の最高速度、まずNTTドコモは「PREMIUM 4G」という名称で下り最大262.5MbpsのサービスをiPhone 6sシリーズの発売と同時に提供する(https://www.nttdocomo.co.jp/support/area/premium_4g/index.html)。auは最大225Mbpsのキャリアアグリゲーションでのサービスを提供する(http://www.au.kddi.com/mobile/area/4glte/carrier-aggregation/)。そしてソフトバンクは187.5Mbpsと165Mbpsの2つのネットワークが提供される。どちらのネットワークにつながるかどうかは不明だ(http://www.softbank.jp/mobile/iphone/network/)。

キャリア別端末代金

●iPhone 6s

 

●iPhone 6s Plus