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デザイン_革新を内部に秘めたシンプルなフォルム

著者: 氷川りそな

デザイン_革新を内部に秘めたシンプルなフォルム

●シンプルなデザインはそのまま

ボタンや突起物のないシンプルなフォルムは従来のまま。上から見れば形状の変化はまったくないとっていい。

●奥行きと幅を変えず高さだけを変更

奥行きと幅はアップルTV(第2/第3世代モデル)とまったく同じだが、高さが約1センチほど高くなっている。これはフラッシュドライブを搭載したことと、複数アンテナを使用するMIMO対応のIEEE802.11acを搭載したことに起因すると思われる。

●HDMI規格がアップデート

背面ポートはドルビーデジタルプラス7.1オーディオ出力が可能になるようにHDMIが1.4対応となった(形状には変更なし)。これに伴い、7.1ch未対応のS/PDIF(光オーディオ出力)端子が廃止となった。またシステムアップデート用のUSB端子はマイクロUSBからUSB-Cへと変更されている。

●ライトニングケーブルが付属

パッケージはこれまで同様にコンパクトなボックスで提供される。本体、Siriリモート、電源ケーブル、マニュアルのほか、Siriリモートの充電のため、ライトニング-USBケーブルが新たに付属する。

●小さなボディに多彩なコントロールを凝縮

刷新されたリモートコントローラは、従来のアップルリモートとほぼ同程度のサイズ。電池はCR2032のボタン電池から、内蔵のバッテリと変更された。充電は、Siriリモート底部にあるライトニング端子から行う。

●タッチインターフェイスを搭載

ボタン類はタッチセンサが導入されたことにより、上下左右の移動ボタンが廃止された。操作で利用頻度の多いメニューと再生のボタンは残り、新しく音量、ホームそしてSiriボタンが追加されている。また、内部には加速度センサとジャイロスコープが搭載された。

●第3世代との比較

本体の高さとリモコン、背面のインターフェイスが変わったほかは、外見上の違いは見受けられない。