まずは設定を見てもらいたい。システム環境設定を開き、[キーボード]を選択して[入力ソース]タブを開こう。
ここでは、使用する言語やIMEの選択などを行えるのだが、下部に[書類ごとに入力ソースを自動的に切り替える]という設定があると思う。これを有効にするとアプリを切り替えたときに、自動的に「そのアプリが使っていた入力ソース」に切り替えてくれるようになる。
この設定が有効になっていると、たとえばテキストエディットとXcodeを交互に使った場合、日本語を入力していたテキストエディットでは日本語に、プログラムを書いていたXcodeでは英語に、といった具合に入力ソースが自動で切り替わるようになる。書類単位で切り替わるため、テキストエディットで英文の書類と日本語の書類を編集している場合でもウィンドウを切り替えるたびにソースが変更される。いちいちIMEの切り替えをするのが面倒だという場合には、有効にしておくと良い。ただし、運用の仕方によっては逆に使いにくいこともあるので、好みによって切り替えると良いだろう。