浮かんだアイデアを瞬時に具現化 アドビからデジタルペン&定規「Ink & Slide」発売
アドビから「アドビ インク&スライド」が日本国内で発売開始された。これはデジタルペンと定規のセットで、手書きの滑らかさと製図板で描くような正確さでiPadなどのタブレット上で描画することができる。使い方はアドビが提供する専用のモバイルアプリ「イラストレータライン(Illusrator Line)」や「フォトショップスケッチ(Photoshop Sketch)」などをダウンロードし、アドビIDなどでサインイン。あとは自由に描くだけだ。
アドビ クリエイティブクラウド(Adobe Creative Cloud)との連携もでき、iPadで描いた作品をMac側で使用しているアドビのソフトに送信、即制作の続きをデスクトップ上で行うことができるなど、デバイスに制限されない作品制作環境が構築できる。
同製品の体験会には、イラストレーターの木原庸佐氏が登場。「イメージスケッチが簡単に描けるので便利。今後アニメーション制作にも活用できたらいいですね」と期待を語った。
充電はUSB経由で行い、ブルートゥース4.0LEを採用した省電力設計のため最大11時間の長時間駆動も可能。そのため外出先でも安心して使える。ふいに浮かんだアイデアをその場で描き留め、そして作品につなげることができるデバイスだ。
ディスプレイ上を滑らかに描画できる。筆圧検知も優秀で、一度体験してしまうとほかのスタイラスが使えなくなるほど。
デモンストレーションでは木原氏が猫のイラストを披露。PCとの連係についても絶賛していた。