まずは、ぱっと目につく、メニューバーの時刻表示のカスタマイズを紹介しよう。システム環境設定の[日付と時刻]から[時計]タブを選択すると、以下の画面が表示される。
ここでは、メニューバーにそもそも日付と時刻を表示するかしないかという設定から、秒、24時間または午前午後、日付や曜日といった細かい設定を行える。画面のサイズが小さいマシンだと、メニューバーが過密状態になりがちなので、幅を取りやすい時刻表示のカスタマイズはそれだけで意味があるだろう。
また、日付、時刻、数値の形式などは、システム環境設定の[言語と地域]から設定できる。
? ここでは、使用する言語に対応した書式の設定や言語の優先度などを指定できる。[暦法]で和暦を指定すると、年表示が全般的に平成に変わる。書類仕事で和暦の表記が多い場合は指定しておくと便利かもしれない。
また、[詳細…]をクリックすると、日付や時刻の表示形式を細かくカスタマイズできる。
? ここでの設定はメニューバーの時刻表示に影響を及ぼさないが、それ以外の全般的な部分に影響する。長く表示されるのがうっとうしいときや、どうせ長く表示される場合なら詳細に表示してほしい、など、細かい調整が可能だ。また、好きにいじり回しても、デフォルトにすぐ戻せるので、いろいろと試してみるとよいだろう。