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OS Xとウィンドウズのストレージ内の階層構造を理解する

著者: Mac Fan編集部

OS Xとウィンドウズのストレージ内の階層構造を理解する

ストレージ内の目に見える階層で一番上にあるのは[コンピュータ]であることはOS Xもウィンドウズも同様で、この階層には接続しているリムーバブルディスクなどのデバイスも表示される。

そしてウィンドウズでこの階層にある[Cドライブ]といえば、ほとんどの場合起動ディスクを意味するが、これはOS Xでは[Macintosh HD]いうボリュームに相当する。

起動ディスクを開くとOS Xでは[アプリケーション][システム][ライブラリ][ユーザ]の4つのフォルダがある。[アプリケーション]はウィンドウズの[Program Files]に相当するが、この中身はだいぶ趣が違う。OS Xのソフトは1つのファイルとして表示されるため、[アプリケーション]フォルダを開くとソフトのアイコンが並んでおり、ダブルクリックで起動できる。しかし、ウィンドウズの[Program Files]に保存されている各ソフトのフォルダを開くと、リソースファイルやDLLなどのファイルが丸見えだ。



ウィンドウズ(写真上)とOS X(写真下)で[コンピュータ]を表示したところ。OS Xでは、ファインダの[移動]メニューにある[コンピュータ]で表示できる。大きな違いはOS Xの場合はドライブ記号がないことと、接続していないリムーバブルディスクが表示されない点だ。



ウィンドウズの[Program Files]内(写真上)はさまざまなファイルが収められているため、どれがソフト本体かわかりにくいかもしれない。一方、OS Xの[アプリケーション]フォルダ(写真下)は基本的に各ソフトが1つのアイコンにまとまっており、ダブルクリックで起動できる。


OS XでUSBメモリや光学式ディスクをデスクトップに表示したいときは、ファインダの[環境設定]の[一般]にある[デスクトップに表示する項目]にチェックを入れよう。