まずは、システムサウンドとして追加したい音源を、AIFF形式で用意しよう。
AIFF形式に変換する方法は多々あるが、ここではiTunesを使った方法を紹介する。
iTunesの環境設定から「読み込み設定…」を選択、読み込み方法を「AIFFエンコーダ」に変更。
以降、aiff形式にしたい音源に対してコンテキストメニューから「AIFF バージョンを作成」と選択すれば、AIFF形式に変換できる。AIFFエンコーダを使う機会は少ないので、変換後は、設定を「AACエンコーダ」などに戻しておくと良いだろう。
あとは、こうして作成したファイルを、以下の場所にコピーするだけだ。
/System/Library/Sounds
Finderで辿っていくか、Finderの「移動」メニューにある「フォルダへ移動…」を選択して、上記のパスを入力して移動するのが手っ取り早いだろう。なお、コピーする際には、管理者パスワードによる認証が求められることに注意。
試しに「addsound.aiff」をコピーしたところ、このように、警告音から選択できるようになっている。このような、警告音のカスタマイズだけでなく、個別のアプリでもシステムサウンドを使っているもののカスタマイズの幅まで広がるので、覚えておきたい小技だ。