ここでは、ガレージバンドを使った方法を解説しよう。ガレージバンドでは、作成した曲を簡単に着信音として設定できるが、無音のファイルを作成するにはちょっとしたコツがある。
まず、ガレージバンドを起動して新規に[iPhone着信音]を選択したら、右下の[選択]ボタンを押す。
無音の着信音とわかる名前で保存する。後にiPhone上で表示される名称となるので、わかりやすく設定しよう。
編集画面が開くと、最初からループ素材が配置されている。これを削除して保存したいところだが、何もないデータは着信音として保存することができない。そこで、ループ素材を右側にずらし、上段の黄色い再生位置(サイクルリージョン)を素材にかぶらない場所まで縮めよう。
[共有]メニューから[iTunesに着信音を送信]を選択すると、無音の着信音がiTunesに登録される。これで準備は完了だ。
iTunesでiPhoneと同期させ、着信音を転送する。
アラームから着信音を選択する際に、無音の着信音を選択しよう。
これでアラームが発動した際も、バイブレーションのみで音声を鳴らさないようにできる。
公共の場所などでの利用や、静かな場所での作業時に重宝するだろう。