明かな迷惑メールは、「迷惑メール」フォルダに振り分けて学習させるのが一番だし、不要なメールマガジンなどは購読を解除してしまうのがいい。しかし、それ以外にも、わざわざiPhoneで受信したくないと思うメールはあるものだ。
実は、iCloud宛のメールはサーバで振り分けることができる。iPhoneではできるだけ無駄なメールは受けたくないというとき、iCloudのサーバ側でメールを振り分けることで必要なメールだけを受信することができる。
まずiCloudのWEBサイトにアクセスしてメールを開き、右上の設定ボタン（歯車のマーク）から［ルール］を選ぼう。
続いて［ルールを追加］ボタンを押し、ルール作成を行う。例えばメールアドレスを指定して［フォルダに移動］を選べば、指定したアドレスのメールはすべてそのフォルダに振り分けされる。
振り分けたメールは［アカウント］欄で［iCloud］を選んだ先にある振り分け先のメールボックスを開けば確認できるが、逆にいえば、この手順で振り分け先メールボックスを開かないうちはiPhoneに読み込まれない。
iCloudには、メインのメールアドレスのほかに「エイリアスアドレス」というサブアドレスを設定できる。メインアドレスは知り合いとのやりとりに使い、サブはメールニュースや広告などの登録に使って、サブアドレスに来たメールはルールで振り分けるといった運用をすれば便利だ。