ライオンのテキストエディットには[バージョンを保存]はあるが、[別名で保存]というメニュー項目がない。[複製]を選んでから[保存]を選ぶことで別の書類として保存できるが、以前の慣れ親しんだ操作方法のほうがいいという人もいるだろう。そこで、「ターミナル」から次のコマンドを実行することで、[別名で保存]を復活させることができる。
defaults write com.apple.TextEdit ApplePersistence -bool no
これでテキストエディットの[ファイル]メニューに項目が表示される。
ただし、このコマンドを使うと、テキストエディットがバックグラウンドで自動保存しようとする際「ファイル”××××”を含むフォルダに書き込むためのアクセス権がありません。」という警告ダイアログが表示され、自動保存が行われなというデメリットもある。
元に戻すときは、上記コマンドの文末「no」の部分を「yes」にして再度コマンドを実行しよう。