iCalのカレンダーを複数表示したい場合、アイクラウドを利用していればローカルのカレンダーとWEB上のカレンダーを別々に表示するという手が使えるが、いちいちアイクラウドにアクセスするのも面倒だ。
実はiCalでは[Debug]という隠しメニューを有効にすることで、同一のカレンダーを複数のウインドウで表示できる。まずは[Debug]メニューを表示させるために、ターミナルから以下の内容を入力しよう。
defaults write com.apple.iCal IncludeDebugMenu -boolean true
コマンド入力後iCalを起動するとメニューに[Debug]という項目が追加される。ここで[New Calender Window]を選択すると、同一のカレンダーが別ウインドウで表示される。
[デバッグ]メニューにはほかにも多くの項目があり、細かな設定の変更が行える。例えば、
[Top Sekret]→[Days in Week View]と選択すると週表示を標準の7日間(一週間)から、2週間、3週間、4週間分の一括表示に切り替えることなども可能だ。
[Debug]メニューを消したい場合は、ターミナルから
defaults delete com.apple.iCal IncludeDebugMenu
と入力したあと、iCalを起動すればいい。