【なぜ問題が起こるのか?】
マルチタスク環境では閉じたと思っていたiPhoneアプリがバックグラウンドで動き続けている場合がある。これが単体で動く軽量なアプリなら問題ないのだが、GPSのような電波を使うアプリやネットワークを使うアプリだと知らないうちにGPSや通信にバッテリとメモリが消費されてしまう。そのためバッテリの消費量が大きくなり、メモリも減ってくるのでアプリの動作が不安定になってくるのだ。このようなトラブルを避けるために、不要なアプリは終了させておく必要がある。
筆者がiPhone 4で約1カ月間さまざまなアプリを試していたら、メモリの空きが11%前後まで低下していた。
【マルチタスクで起動中のアプリを終了させる方法】
ホームボタンをダブルクリックすると、マルチタスクで動いているアプリの一覧が表示される。ここで、アイコンを長押しすると赤丸の[-]アイコンがアプリの左肩に表示されるので、終了させたいアプリのこの部分を押す。
この作業により、約65%までメモリの空き容量が確保できた。