【バッテリを長持ちさせる方法】
バッテリがなぜ劣化するのか。それは充電と放電を繰り返すとバッテリを構成する素材に負荷が掛かり、徐々に電気を蓄えた状態、もしくは放電している状態を維持できなくなってくるため。では、MacBookの場合のバッテリへの負荷が特に高くなるのはどんな状態なのか、それは以下の2つである。
・100%の満充電状態
・0%のフル放電状態
人間に例えれば、水を常にお腹が膨れた状態まで飲まされているのと、喉がカラカラの状態だ。バッテリも人間と同じく適度な充電率が快適で負荷が掛からない。よくACアダプタ経由でしか使っていないのに、いつの間にかバッテリが劣化していたという話を聞くが、これは100%の満充電状態に常時置いたためだ。
また、0%で放っておくとバッテリは使わなくても自然放電がされるため、充電率が0%以下になりバッテリを破損してしまう。バッテリを使わないときは50%前後充電してから保管するとよい。
結論的には、充電率を80%~20%の間でキープしておくとバッテリの劣化を抑えられる。バッテリの充電率は、メニューバーに常時表示させておくことが可能だ。
【バッテリの残量をメニューバーに表示する方法】
1.システム環境設定の[省エネルギー]を開いて、[メニューバーにバッテリーの状況を表示]にチェックを入れる。
2.メニューバーのバッテリのアイコンをクリックし、[表示]→[割合(%)]を選択する。
これで、バッテリの充電率が常時メニューバーに表示されるようになる。これを見ながらACの取り付け、取り外しを行うとよい。
また、以前のTIPSでも紹介したが、バッテリは使っていると実際の容量と充電率の表示にズレが生じてくるので、この方法を使って月に1度ほど調整を行うとさらにバッテリをよい状態を保つことができる。