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英語の勉強にサービスメニューを使おう

著者: Mac Fan編集部

英語の勉強にサービスメニューを使おう

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まず、[サービス]メニューの基本について解説しよう。[サービス]メニューは、メニューバーの[アプリケーション名]→[サービス]の中にあり、設定そのものは「システム環境設定」の中の[キーボード]→[キーボードショートカット]タブの中にある。

システム環境設定では、いくつもの[サービス]項目が並んでいるが、標準ではすべてがオンになっているわけではない。使いたいサービス項目を選んでチェックボックスをクリックすることで初めて利用できるようになるのだ。

今回は、この中にある[スポークントラックとしてiTunesに追加]にチェックを入れよう。

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設定が終わったら、サファリなどで英語の長文を表示させ、その全文を範囲指定して[サービス]を選び、先ほどチェックを入れた[スポークントラックとしてiTunesに追加]をそのまま選択すると、iTunes上に”text to Speech”というファイルが作られる。この上の図では、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学で行った講演”Stanford Speech”を使ってみた。Macユーザなら興味を持ちながら聞くことができ、英語学習の教材としてもピッタリだ。講演の全文は、スタンフォード大学のWEBサイト上で公開されており、”Stanford Speech”のキーワードで検索すると探すことができる。

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iTunesで再生すると、”Stanford Speech”をMacが読み上げたものが聞けるはずだ。歌詞に選択テキストを登録しておけば、iPodで持ち歩いて聞きながら英文の確認を行うこともできるようになる。