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『スティーブ・ジョブズとアップルのDNA ~Think different. なぜ彼らは成功したのか?』の冒頭に掲載した「Think differentの偉人たち」の紹介記事第2弾です(第1弾はこちら)。本書を読む際に参考していただければ幸いです。 |
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⑳ジェーン・グドール(Jane Goodall) イギリスの動物行動学者、霊長類学者、人類学者、国連平和大使。26歳からタンザニアの密林で野生のチンパンジーを30年以上研究し、ヒト固有のものだと考えられていた行動や能力の多くがチンパンジーの社会にも存在することを証明。2002年から国連平和大使を務める。 |
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ジム・ヘンソン&カーミット(Jim Henson & Kermit) 近代アメリカテレビ史においてもっとも重要な操り人形師の第一人者。それまで大人の物と思われていた人形劇を子どもから大人まで広げた。彼の創作したマペットのカーミットやセサミストリートのキャラクターなどは世界の人々に愛されている。 |
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ジミー・ヘンドリックス(Jimi Hendrix) アメリカのミュージシャン&ギタリスト。天才ギタリストとして多くのミュージシャンに影響を与え、ロックミュージックを開拓した一人。高いテクニックや才能溢れる音楽性に加え、常識を越えるライブパフォーマンスでビートルズが作り上げたロックをポップスに変えてしまうほどの変革を音楽業界にもたらした。27歳という若さで死去。 |
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ジョーン・バエズ(Joan Baez) “フォークの女神”と呼ばれたアメリカのミュージシャン。公民権運動や非暴力運動など政治的活動に積極的に参加(何度も投獄)したことでも知られる。ベトナム戦争の反戦集会としての意味合いも強かった50年代終わりのフェスティバルに、真っ赤な霊柩車で乗り付けて反戦をアピールした逸話が有名。スティーブ・ジョブズと一時期交際していたことでも知られる。 |
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ジョン・レノン & オノ・ヨーコ(John Lenon & Yoko Ono) ビートルズのリーダー的メンバーとして、ビートルズのほとんどの曲の作詞作曲を行い、多数のヒット曲を生み出す。また、妻であり、芸術家であるオノ・ヨーコとともにさまざまな創作活動を行うとともに、平和運動に傾倒し多くの若者に影響を与える。「愛と平和」のメッセージを発信し続けた革命的なカップル。 |
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マハトマ・ガンディー(Mahatma Ghandi) インドのグジャラート出身の弁護士、宗教家、政治指導者で、インドのイギリスからの独立運動を指揮した人物。インド独立の父として知られる。「非暴力、不服従」の政治思想は、植民地解放運動や人権運動における平和主義的手法として世界中に大きな影響を与えた。自分の失敗や自分自身を使った実験などから学び、人生において真理を探究し続けた。 |
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マリア・カラス(Maria Callas) ニューヨーク出身のソプラノ歌手。20世紀最高のソプラノ歌手と讃えられ、その表現力に富んだ歌唱力で多くの聴衆を魅了。彼女の公演には王族や大統領、著名人が集う、セレブたちの社交場でもあった。しかし、華やかな名声の裏側では、完璧を求めるあまり、さまざまなスキャンダルに見舞われ、その波瀾万丈な人生も記憶に残されている。 |
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マーサ・グレアム(Martha Graham) アメリカの舞踏家、振付師。モダンダンスの開拓者の一人として知られる。「収縮と開放」をテーマにしたダンスは、モダンアートを反映したといわれ、モダンダンスを芸術として確立することに成功した。「世界にあなたは一人しかいないのだから、自身を持って、あなた自身で踏み出して行きなさい」という名言が有名。 |
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マイルス・デイヴィス(Miles Davis) モダンジャズの帝王とも呼ばれるジャスのトランペット奏者。クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズなど、自ら築き上げた音楽スタイルを時代とともに変化させ、ジャズ界を牽引。イノベーターとして現代音楽を変え続けた。トランペットだけの楽器にこだわり、「俺のサウンドは人間の声のようだと言われるが、それが俺の望むことでもある」という言葉を遺している。 |
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モハメド・アリ(Muhammad Ali) アメリカのプロボクサー。アマチュアボクサーとしてキャリアをスタートし、1960年のローマオリンピックでライトヘビー級金メダリストに輝く。プロに転向後は、無敗で世界ヘビー級王座を獲得(3度王座奪取に成功し通算19度の防衛を果たした)。リング外でも、人種差別と戦ったり、ベトナム戦争の徴兵を拒否するなど社会的にも多くの注目を集めた。 |
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ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela) 南アフリカ共和国の政治家・弁護士。反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年間に渡り刑務所に収容。釈放後、アパルトヘイトの撤廃のために戦い続け、ついにこれを成し遂げ、南アフリカ共和国大統領となった人物。1993年にはノーベル平和賞を受賞。 |
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パブロ・ピカソ(Pablo Picasso) スペインが生んだ20世紀最大の天才画家。特に、ジョルジュ・ブラックとともに確立した「キュビスム」と呼ばれる絵画様式は近代美術に大きな変革をもたらした。もっとも多くの作品を遺した美術家としてギネスブックに登録されている。「誰でも子供のときは芸術家であるが、問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかである」などさまざまな名言も遺している。 |
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ポール・ランド(Paul Rand) アメリカのグラフィックデザイナー。アメリカ・グラフィックデザインの開拓者として知られ、世界的に広告デザインや装丁デザイン、雑誌のAD、ポスターなど幅広い分野で活躍。シンプルかつカラフルな色使いの作品は、今も多くの人々に指示されている。 |
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リチャード・ブランソン(Richard Branson) イギリスの実業家で、コングロマリット、ヴァージン・グループの創設者・会長。1970年にはレコードレーベル「ヴァージン・レコード」、1984年にヴァージン・アトランティック航空、2004年には宇宙旅行事業「ヴァージン・ギャラクティック」を起ち上げるなど、ヴァージングループを多方面に展開することによって、伝統的な事業分野に革新を持ち込んだ。 |
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リチャード・ファインマン(Richard Feynman) アメリカの物理学者。カリフォルニア工科大学時代の講義内容を基にした物理学の教科書『ファインマン物理学』が世界中で高い評価を受ける。1965年、量子電磁力学の発展に大きく寄与したことにより、ノーベル物理学賞を受賞した。伝説的な物理学者にして、ボンゴ・ドラマーや冒険家でもあり、天才でありながらイタズラずきでもある素朴な性格も人々に愛された。 |
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テッド・ターナー(Ted Turner) アメリカの実業家で、CNN創業者&タイムワーナーの筆頭株主にて副会長。キャスターに有色人種を多用するなど、放送業界やテレビジャーナリズムを大きく変革した。1991年には女優のジェーン・フォンダと結婚したことでも話題を呼び、環境保護活動などに多額の寄付などを行うことでも知られる。 |
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トーマス・エジソン(Thomas Edison) 近代の文化において多大な功績を残したアメリカの発明家。電球を発明し、電話、レコードプレーヤー、電気鉄道などを商品化した人物として有名だが、他にも生涯に約1300もの発明を行った。学位はなかったが努力で身に付けた科学知識で様々な発明を作り上げていったことから、発明を一般人の手に届くアメリカンドリームを実現する手段へと変えた人物ともいわれる。 |
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ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill) イギリスの政治家。1940年から1945年にかけてイギリス戦時内閣の首相を務め、第二次世界大戦を勝利に導く。2002年、BBCが行った「偉大な英国人」投票で第1位となった。政治や文学にその才能を発揮し、たくさんの演説や名言で常に国民たちを激励し勇気を与えた。 |
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盛田昭夫(Akio Morita) 日本の技術者、実業家。井深大とともにソニーの創業者の一人として、ソニーを世界企業に育て上げた。技術者出身ながら営業の第一線にあり、トランジスタラジオ、ウォークマンなどを世界に売り込んだ。スティーブ・ジョブズが尊敬した人物としても知られている。 |
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三宅一生(Issey Miyake) 広島県出身のファッションデザイナー。パリとニューヨークで有名デザイナーの助手を務めたあと、昭和45年三宅デザイン事務所を開設。48年パリコレクションに初参加して以来、東洋と西洋の融合した独自な服作りを追求し、特に70年代に提案した「1枚の布」概念はファッション界だけでなく、デザイン、アートの世界へも大きな影響を与えた。 |
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黒澤明(Akira Kurosawa) 日本映画の巨匠として世界的に知られる映画監督。「羅生門」「七人の侍」における数々の映画賞をはじめ、映画界初の文化勲章、1990年第62回アカデミー賞特別名誉賞などを受賞する。妥協を許さない作品作り、鋭い映像感覚やストーリーの巧みさなど、映画のお手本として、日本のみならず世界の映画監督たちに影響を与えた。 |