昨日の朝、いつものように朝御飯を食べながらツイッターのTLを眺めていたら、自分のことのようにうれしく思えるツイートが目に止まりました。
「sei_hishikawa カンヌで「森の木琴」が金賞をいただきました。スタッフのみなさんおめでとう!応援してくれたみなさんありがとう!素直に嬉しいです。というわけで、すっかり遅れて間が悪いですが今日、カンヌに行ってきます。」
補足しますと、@sei_hishikawaさんはクリエイティブディレクターの菱川勢一さんのことで、カンヌとは「カンヌ国際広告祭」を指し、森の木琴とは、以前にもMac Fanメールマガジンの巻頭コラムで取り上げたNTTドコモのケータイ・SH-08CのCM「PLAY WOOD・森の木琴」のことです。たぶん覚えていらっしゃる方は多いかと思います。間伐材で作られた全長44メートルの木琴が、大自然の森の中で織りなす自然のメロディを。
このCM映像制作の監督が菱川さんで、サイバー部門の金賞受賞のためにこのたび芸術の都市・カンヌへ旅立つという、つぶやきです。で、なぜ本人でもない私がうれしいのかといえば、その偉業を成し遂げたクリエイターを、ほんの数カ月前の本誌5月号「林檎職人」の主人公として取材していたからです。それぐらいの接点ではありますけれども、なんといいますか、身内の人が受賞したような感動を誠に勝手ながら覚えてしまった次第です。
ということで、今回の受賞を祝し、5月号で掲載しました菱川さん取材記事を、本日6月24日より皆さんにもお読みいただけるよう、Mac Fan.jpで記事PDFを公開することに致しました! 閲覧無料(ただし再配布、転載はNG)。一人でも多くの方にお読みいただければ幸いです。
来年2月、金沢市主催のクリエイターの祭典「eAT KANAZAWA」では、菱川さんが総合プロデューサーを務められます。今年同様に取材へ出向けるかどうかはわかりませんが、ますますのご活躍を祈念しています。頑張れ!42歳!