先日、夜の11時くらいに自宅へ向かっていると、見知らぬ男性から道を尋ねられました。場所の詳細を確認してみると、どうも駅の改札口を間違えて反対側から出てしまった様子。
その男性は携帯電話の地図を見て歩いていたようなのですが、GPSや電子コンパス機能がないモデルらしく、そのため道を間違えてしまった模様です。そこで、私のiPhone 3GSのマップアプリを使って位置と目的の場所の方向を教えてあげたところすぐに場所を理解できたらしく、急いで目的地へ向かって行きました。
GPSと電子コンパスが利用できるiPhoneは便利だねという話で終りにしてもいいのですが、ここでちょっと思ったのが今さらながらiPhoneのユーザインターフェイスのよさ。その男性が利用している地図アプリを見せてもらったのですが、斜めに地図を移動できない、拡大・縮小時の操作がどうやっていいのかわからない（どうもメニューから操作するようでした）など非常に使いにくいものでした。
この点、マルチタッチに対応しているiPhoneのマップアプリは、移動も拡大もスムーズかつ直感的。しかもGPS＆電子コンパス付きでまさに至れり尽くせり。
アンドロイド端末や国内携帯端末の高機能化など、iPhoneと同等の機能を持った製品はこれから続々登場すると思います。しかし、このユーザインターフェイス使い心地のよさまで再生できる製品はまだしばらくはないでしょう。iPhoneの快進撃はまだまだ続くと再認識した夜でした。