2009年7月号のMac Fanで「医療の新しい可能性をMacで導く」という取材記事を掲載しました。現在、神戸大学付属病院に勤務する外科医・杉本真樹氏が啓蒙する高機能イメージングツール「OsiriX」を駆使した最先端医療を追った内容。少々グロテスクな写真もありましたが、あえて事実を伝えるべくそのまま掲載しました。
OsiriXとは、画像検査機器から出力されるファイル形式・DICOMのビューアで、CTやMRIの画像を瞬時に2D化、3D化できます。また、時間軸を加えて臓器の動きを表現させる4D表示までも行えるため、詳細な患部の確認から施術方法、また直接人体への投射による手術など、今後の医療を大きく進化させるオープンソースソフトウェアです。もちろん、Mac版。
杉本医師は、このOsiriXを使った最先端医療技術を、広く日本の医療業界にも紹介したいと考えており、これまでにも全国のアップルストアでイベントを行ってきました。
そして今回、セミナーのほか、OsiriXのハンズオンも行うイベントが11月7日(土)アップルジャパンのセミナールームで行われます。
小誌読者には医療関係者が多いので、ぜひともこの機会に杉本医師による最先端医療の現実と未来を体験してみてください。