WWDCでの発表はソフト、ハードともども盛りだくさんでしたね。
個人的には赤いiPhoneが出なかったのが残念ですが、iPhone 3G S。一体どれだけスピードアップしたのか早く触ってみたいところです。
そして正式リリースのiPhone OS 3.0。アップルはこのリリースを間に合わせるため(?)、我々が待ちわびていたiPhoneアプリをついに公開してくれました。
本誌連載「快発会社pAple」から生まれた、しょーもないけどなぜかやりたくなるアプリケーション「パプリ」、「次、とまります」と「ふりむき美人」です。
「次、とまります」は、あっさりいってしまえばバスの押しボタンを押すアプリ。日本には結構多様なボタンの形があるもので、そのほとんどを収録し、自分の馴染みあるボタンを選んでタッチすれば、「ピンポーン」と音がします。…それだけです。
でも、押しボタンの写真はすべて本物、「ピンポーン」も実際に使用されているブザーを使用した、さりげなく本物志向なアプリなのです。
一昨日公開されましたが、今日時点でiTunesの評価欄に150件ものコメントをいただいております。ありがとうございます。
ちなみに本連載の著者であるRAG FAIR・土屋礼央氏から連絡があり、この反応に感激しながら、「皆さんのリクエストに応えなければっ」と息巻いておりますので、バージョンアップ版が始動するのも時間の問題かもしれません。
このアプリは、実は半年以上も前からアップストアに公開の申請をしてましたが、いろいろなトラブル、不明要素などがからみ、ADCの方に何度もメールを出していました。それでも全然公開されなかったにも関わらず、今回の突然の公開。こちらは特に何もしておりません。となると、考えられるのはアップル側の審査基準や公開に関する必要事項の変更。
iPhone OSのバージョンアップとともにiPhone Developer Programもブラッシュアップされて、より利用しやすい環境に進化をしているのかもしれませんね…と、前向きな解釈をすることにしています。