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Mac Fan メールマガジン

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iPhoneの誘惑に、必死に抗う人

著者: Mac Fan編集部

iPhoneの誘惑に、必死に抗う人

知り合いのデザイナーさんから「素朴な疑問」を投げかけられました。

なんでも現在使っている携帯電話(au)が壊れかけてて新しい機種に

変えたいんだそうですが、iPhoneは携帯サイト見られないよね?

といった趣旨のものでした。

これが、彼を苦悩に導く導火線だったとはその時、本人も気づいてなかったのです(笑)。

彼がいうには、

「iPhoneは携帯サイトが見られないですよね? 普段、乗り換え案内とか時刻表とかどうやって検索するんでしょうか」

というのです。

私はちょっぴり「ニヤリ」としながら、「iPhoneにはその代わりApp Storeというものがあって、タダで使えるアプリもダウンロードして使えますよ」とiPhoneはいかに楽しい機器かということを説明しました。

すると、彼はいうのです。

「本当は、iPhoneは持ちたくないんですよね。身の回りに情報が多すぎると思うんですよ。パソコンがないと不安な気分になったり、ネットに依存しすぎているんじゃないかと感じているんです。ちょっと疑問があるとすぐにGoogle、という思考回路もどうかと思ってたり…」

なるほど。確かにこれは情報過多たる現代特有の症状といえますね。でも、そういう彼自身は正直iPhoneへの興味が100%アップしているのは明白でした。くだらないものや変なもの好きな性分の彼が、App Storeに存在する数多のアプリを見た日にゃ、ハマること間違いなしです。

まあ、とにかく実機を見てみてくださいといった翌日、彼からメールが。

「見てきました。ヤバすぎる感じです…。アプリ多すぎ。なんでもあるゲーセンに行ったみたいです。まずい、まずいですよこれ」

あと一息です(笑)。自分の気持ちに素直になればいいんです。手に入れたら入れたで今まで悩んでいたことも忘れて幸せになるでしょう。

近いうちにマイiPhoneにアプリをたっぷり詰め込んで、満面の笑顔で編集部にいらっしゃることを期待しております。