知り合いが読んでいた本のタイトルなんですけど、ものすごく強烈なタイトルゆえ、ずっと頭から離れず、本屋へ行くたびに探しまわり、先日ようやく読み始めました。
小さな子どもにとって、親は生存のためのすべてです。ゆえに、その親の「親としての行動」が子どもの人格形成に大きく影響します。もしあなたが親であれば、自分の行動が子どもにどんな影響を与えているのか、この本を読むとわかると思います。もしあなたが自分の親との関係に悩んでいたら、この本を読むとその原因がどこにあり、どうすればよいのかを導いてくれると思います。
…あれ? なにか違うぞ。
そうだ、今日、私が書きたかったことは、ブックレビューでもなく、また私がAC(アダルトチルドレン)に悩んでいるとか、そういうことではありません。ではなく、いかにして人を掌握するキャッチコピーやタイトルを生み出せるのか、でした。
『毒になる親』ーーこのタイトルに私は完全キャッチアップ!編集者の思うツボ!っす。
(もちろんタイトルに負けない内容ですが)
いつもいつもMac Fanを編集している時に思うことは、どんなにすばらしい内容がそこに書いてあったとしても、手に取って読んでもらわなければ、意味がないということです。そこには人を惹き付けるタイトルが不可欠。でもそれは、すっごく難しいことでもあります。
今日も次号の表紙ゲラを前にして、担当者と侃々諤々しました。
Macファンの心をキャッチアップするために、今日も働いております。