先日、ハードディスクの中を整理していたら、10年近く前に取材で撮ったデジカメデータが出てきました。
その頃「100万画素デジカメ」が出たばかりで、「これならデジカメで取材撮影ができる!」と燃えたものです。
その古いファイル、今になって開いてみると、ものすごく画質が悪い。
やはり100万画素ではな~、と思ったのですが、よく考えてみると今の携帯電話で撮った100万画素程度の画像は、もっときれいです。
技術の進歩ってすごい。
でも、当時の100万画素デジカメ、10万円近くしたんです!
ところで、最近主流の1000万画素デジカメ、僕のメインマシンのG4マシンでは、はっきりいってファイルが重過ぎて持て余しています。
そういえば、10年ほど前の100万画素デジカメのデータは、当時使っていたPowerPC 603マシンだと、やはり重くて扱いづらかった覚えがあります。
マシンが速くなると利用するファイルが重くなって、ファイルが重くなると速いマシンが欲しくなる。
ずーと、それを繰り返してるんですね~。
世の中、便利になっているのか、不便になっているのか。
どちらにしても、10年前も今も、最新の高速Macが欲しい気持ちも、より高画質&高性能なカメラが欲しい気持ちも変わってないわけです。
ということは、結局、進歩していないのは、僕自身ということなのでしょうか‥‥。