米国サンフランシスコで6月11日から開催されたアップルの世界開発者会議、WWDC(World Wide Developers Conference)から、帰ってきたharaです。スティーブ・ジョブズCEOの基調講演を見られた方はご存知かもしれないですが、今年は過去最高となる5000人以上の来場者が集まりました。いや~、とにかくすごい人でした。生のジョブズも久しぶりに見れて、良かったです。
基調講演で発表された内容については、6月29日発売の本誌特集を見ていただくことにして、ここでは本誌に書かれないWWDC情報をちょっとお伝えします。まず、驚いたのが、来場者の持っているMac。ほとんどの人が、MacBookプロを使ってました。私のようにPowerPCのMac(PowerBook G4 667MHz)を持っている人は珍しく、会場で使うのがかなり恥ずかしかったです。
また、会場では中国から来ている開発者の数がやけに多くてビックリ。200人近くはいたのではないでしょうか。日本から来ている開発者と比べるとやや少ないですが、数年前ではこれは考えられなかったことなので、改めて急成長する中国の勢いを感じました。一方、韓国のMac雑誌の編集者とも知り合う機会がありましたが、韓国ではMac雑誌は1冊しかないとのこと。韓国からは6名しか来ていません。
WWDC開催中はずっと快晴だったので、市内観光も楽しめました。至る所にアップルの広告を見ることができます。日本で見るのと違って、なぜか気持ちが高ぶってしまうのは何故でしょうか。
しかし、米国では今はiPodより、やはりiPhone。テレビを付けていると、頻繁にiPhoneのCMがやっていました。CMを見たことがないという方は、米アップルのWEBサイトで是非見てください。iPhoneはWWDCで来場者に配られるのでは?という憶測が開催前にありましたが、それははかない夢でした。