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Mac Fan メールマガジン

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誰もが同じようにデバイスを楽しめる日のために

著者: Mac Fan編集部

誰もが同じようにデバイスを楽しめる日のために

突然ですが皆さんは、「Siri」などの音声認識アシスタントに話しかける際に正しく認識されなかった経験はありませんか? 「Siri」は性能がよく、発声したものと認識されるものが大きく乖離することはほぼないですが、正しく認識されるまで何度も話しかけるのはちょっと疲れますよね。ましてや、吃音などといった音声障害のある人は、より使いにくく感じているはずです。

そんな声言語処理に関する、世界最大規模の国際会議があるんです。「Interspeech Conference 2023」といい、Appleもこの会議へ参加を予定しています。また、Appleは当会議のメインスポンサーであり、会議内では重度の言語障害を持つ人々のユーザエクスペリエンスを向上させるための提案を発表予定です。

ところで、重度の言語障害を持つユーザが、より音声認識システムを使いやすくなる鍵は「より少量の音声」で使えるようにすることだそうです。すでに、今秋リリースが予定されているiOS 17で「Siri」を呼び出す際に、従来の「Hey」が不要になることは、このような背景が関連しているのかもしれません。

【中臺さや香/Mac Fan】

●Interspeech Conference 2023サイト

https://interspeech2023.org/