今日は七夕。一年に一度、離れ離れになった織姫と彦星が天の川を渡って会える日と言われています。そんな特別な1日にぴったりのアイテムがこちらの「BEAVERLABスマート天体望遠鏡」。天体望遠鏡を扱ったことがない人でも簡単に夜空を観察でき、さらにiPhoneやiPadを通して撮影までできる優れものです。
かっこいいパッケージにテンションが上がります!
箱を開けると、望遠鏡、三脚、スマホホルダなどがまとまった小物セットが入っているので順番に組み立てます。総重量は約3.4kgと軽いので、女性一人でも簡単に組み立てられました。
組み立てるとこんな感じ! 小ぶりながらも本格的な構えです。
三脚の足は伸縮可能で、好みの長さに固定できます。
組み立てが終わったら観察したい対象物に焦点を合わせます。ファインダー(写真下の水色の部分)を覗き、対象物に光の点を重ねるように合わせるだけでOKです。ちなみにファインダーはボタン電池で作動するので、光が確認できない場合は電池が切れていないかチェックしましょう。
対象物に焦点を合わせたら、黄色いダイヤルを回してズームイン/アウトの調整をしましょう。月を観測する場合はここ、野鳥を観察する場合はここ、と目印が印字されているので、マークに合わせれば最適な位置へ簡単に調整できます。
ここまで来たらあと1ステップです。「画像収集機」と呼ばれるこちらを天体望遠鏡の先端部分に取り付けます。
こうすることで、望遠鏡で観察している様子をiPhoneやiPadで確認できるようになります。
これで本体のセッティングは完了です。続いて専用アプリ「Beavor Point」を起ち上げましょう。アプリでは望遠鏡をとおして写真や動画の撮影ができるほか、露出やコントラストの調整が可能です。さらにワンタッチで1~4倍まで倍率を調整したり、解像度を4K/2K+/1080Pから設定できたりもします。
赤枠内左のカメラアイコンで写真撮影を、右のビデオカメラアイコンで動画撮影が可能!
今回は、7月の満月「バックムーン」を観察しました。7月になると雄の鹿(バック)の角が生え変わることから、そう呼ばれているのだそうです。
望遠鏡に不慣れな私でも、こんなに綺麗な写真を撮影できました! 月の表面やクレーターの様子まではっきりと映し出されています。ちなみに、今回私が観測を行った場所は都内某所のマンションのベランダで、周囲も明るく、本来ならば天体観測には不向きな場所でした。それでもこの望遠鏡ならば、問題なく美しい夜空を楽しむことができました。
しばらく観察している間に月が移動しました。都心から離れれば、もっとクリアに美しく天体観測ができるかもしれません。
アプリには「天文百科事典」が備わっており、火星の接近や流星群といった天体の現象に関する解説や、12星座にまつわるコラムを読むことができます。私の星座である水瓶座のページを開いてみると、水瓶座のモチーフとされる「ガニュメデス」の画像や水瓶座の人の性格、また水瓶座生まれの有名人も紹介されていました。ちなみに、アプリと天体望遠鏡をつなぐ役目である「画像収集機」にはWi-Fiが搭載されているため、山奥などの電波があまり飛んでいない場所でも安心してアプリを使用できます。
「BEAVERLABスマート天体望遠鏡」の特徴として、持ち運びのしやすさも見逃せません。付属の専用ケースには三脚を固定するバンドが備わっているほか、鞄の中にも天体望遠鏡やファインダー用の固定バンドを搭載するので安全に持ち運ぶことが可能です。
すっきりコンパクト!
固定バンドで機器をしっかりホールド
最後に、気になる製品の価格は税込6万9999円です。応援購入サービス「Makuake」では現在早割価格4万9600円で販売されています。夏の思い出づくりに皆さんも試してみてはいかがですか? それではまた来週お会いしましょう。
【中臺さや香/Mac Fan】
●「BEAVERLABスマート天体望遠鏡」販売サイト
https://www.makuake.com/project/beaverlab_2/