2019年1月8日から11日にかけて、アメリカ・ラスベガスで国際家電展示会「CES 2019」が開催された。歴代最高の4500社を超える企業が参加した同イベント。会場で見た驚きあふれる製品の数々を、ジャンルを問わずレポートする。
色とりどりの未来
今年も世界最大級の家電展示会「CES」がアメリカ・ラスベガスで開催され、過去最高となる4500社以上の企業が参加。自慢の電機製品やサービスを披露した。ここではあえてジャンルにこだわらず、気になった製品を紹介していこう。
パナソニックは、昨年9月に発表したフルサイズミラーレスカメラ「Lumix S」シリーズを展示していた。4K動画記録機能や高精度の手ブレ補正機能を備えており、今イベントで新たな2つのモード搭載を明らかにした。また、シャープもミラーレスモデルを展示するなど、同市場の盛り上がりが垣間見えた。
打って変わって、健康市場も活気づいている。オムロン ヘルスケアはいつでも血圧測定ができるスマートウォッチ「Omron HeartGuide」を展示。アメリカで医療機器認証を取得済みという同製品は、血圧変動を測定することで健康診断ではわからないリスクを把握できるという。アップルは新しいアップルウォッチに心電図(ECG)機能を搭載したが、健康関連技術は今後もますます進化を遂げていくことが伺えた。
このほか、スマホ連係機能を備えた新製品が続々と登場するIoT市場など、さらに白熱する電子機器業界。2019年、各社の動向から目が離せない。
Panasonicは、フルサイズミラーレス一眼「Lumix S」シリーズを展示。ハイダイナミックレンジを活かす「HLGフォト」モードと、複数の写真を1枚に合成する「ハイレゾ」モードの搭載を明らかにした。