Appleが映像制作の世界で再び歴史を刻みました。第98回アカデミー賞で、Apple Original Filmsが手がけた「F1 ザ・ムービー」が作品賞を含む4部門にノミネート。さらにドキュメンタリー「あかるい光の中で
」、ドラマ「ロスト・バス
」も候補入りし、合計6部門での快挙となりました。
Apple TVは、単なる配信サービスにとどまらず、映画業界のトップレベルに肩を並べる存在へと進化しています。
F1 ザ・ムービー、スポーツ映画の新たな金字塔
「F1 ザ・ムービー」は、1990年代に幻の天才と呼ばれたF1ドライバー、ソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)が主人公。事故でキャリアを失った彼が、30年後に弱小チームを救うため復帰するという物語です。チームには有能な新人ジョシュア・ピアス(ダムソン・イドリス)が加わり、二人の間に生まれる緊張感と絆がドラマを加速させます。
制作陣には、ハリウッドの名プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーと「トップガン マーヴェリック」で知られるジョセフ・コシンスキー監督が参加。さらにF1世界王者ルイス・ハミルトンが技術監修を担当し、レースシーンのリアリティを追求しました。最新の視覚効果技術と実際のサーキット撮影を組み合わせ、観客はまるでF1マシンに乗っているかのような没入感を体験できます。
ノミネート部門
作品賞
音響賞
視覚効果賞
編集賞

「あかるい光の中で」、初の長編ドキュメンタリー賞候補
Apple初の長編ドキュメンタリー賞ノミネートとなった「あかるい光の中で」は、不治のがんに直面した詩人アンドレア・ギブスンとパートナー、メガン・ファリーの物語。監督はライアン・ホワイト。死という重いテーマを扱いながらも、作品は笑いや希望を織り交ぜ、観る者に深い感動を与えます。
このドキュメンタリーは、サンダンス映画祭で観客賞を受賞し、国際ドキュメンタリー協会賞やシネマ・アイ・オナーズなどでも高評価を獲得。詩の朗読シーンや二人の親密なやり取りを通じて、愛の力が困難を乗り越える様子を丁寧に描いています。

「ロスト・バス」、視覚効果賞で存在感
「ロスト・バス」は、アメリカで猛威を振るう山火事の中、スクールバス運転手(マシュー・マコノヒー)と教師(アメリカ・フェレーラ)が22人の子どもたちを救うため奮闘する実話に基づく作品です。監督は「ボーン」シリーズで知られるポール・グリーングラス。緊迫感あふれる映像と圧倒的な視覚効果が評価され、視覚効果賞にノミネートされました。
炎に包まれた道路を疾走するバス、煙に覆われた空、そして子どもたちの恐怖と希望。これらをリアルに再現するため、最新のCG技術と実際のロケーション撮影を組み合わせました。観客は、災害の恐怖と人間の勇気を同時に体感できます。

Apple TVが映画業界で果たす役割
Apple TVは、2019年のサービス開始以来、オリジナル作品にこだわり、世界中で急速に存在感を高めてきました。
今回のノミネートは、2022年に「Coda コーダ あいのうた」が作品賞を受賞した歴史的快挙に続くもの。Apple Original Filmsは、映画・ドキュメンタリー・シリーズで合計687の賞を受賞し、3229のノミネートを獲得しています。
Appleは、テクノロジー企業でありながら、映画業界で確固たる地位を築きつつあります。「F1 ザ・ムービー」「あかるい光の中で」「ロスト・バス」のノミネートは、Apple TVが単なる配信サービスではなく、世界最高峰のクリエイティブを届けるプラットフォームであることを証明しています。3月15日の授賞式で、Appleがどこまで歴史を塗り替えるのか注目です。

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