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iPhone17、Pro、Pro Max、Airの違いは? チップやカメラ、主要スペックを徹底比較。これを読めば、どのモデルが自分に最適かわかるぞ!

著者: 井上晃

iPhone17、Pro、Pro Max、Airの違いは? チップやカメラ、主要スペックを徹底比較。これを読めば、どのモデルが自分に最適かわかるぞ!

2025年秋に発売されたiPhone 17シリーズは、スタンダードモデルiPhone 17のコストパフォーマンスが従来以上に高くなりました。これまで上位のProシリーズを選んできた方にとっても、機種変更の有力候補になり得る存在です。

一方で、上位モデルiPhone 17 ProiPhone 17 Pro Maxならではの魅力は健在ですし、今季から新たに加わったiPhone Airも見逃せません。

そこで本記事では、2025年秋モデルのラインアップを整理し、主要スペックを比較しながら、どんな人にどのモデルがおすすめなのかを解説します。

2025年12月現在、Apple Storeで販売されているiPhoneはこちらのラインアップ。このうち、最新モデルはiPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air、iPhone 17の4モデルです。なお、型落ちのiPhone 16、iPhone 16 Plusや廉価モデルiPhone 16eも販売されていますが、本記事では最新モデルに絞って比較します。
画像:Apple

iPhone 17/Pro/Pro Max/Airは何が違う? 4モデルの中でどれが一押し?

結論から言うと、2025年秋モデルでもっともおすすめなのは、スタンダードモデルのiPhone 17です。

理由は、常時表示やリフレッシュレート120Hzへの対応といったディスプレイの進化によって、上位モデルとの体験差が縮まり、さらにバッテリ持ちが大幅に向上したこと。加えて、前面カメラに便利な新機能が追加され、コストパフォーマンスが際立っています。

数世代前からメインカメラが解像度を保ったまま2倍望遠撮影に対応しているため、過去にiPhoneのProシリーズを使ってきた人でも満足できる仕上がりです。

もちろん、iPhone 17 Pro/17 Pro MaxやiPhone Airにもそれぞれの魅力があります。想定用途がはっきりしている場合や予算が潤沢にある場合には、比較検討を忘れずに行いましょう。

各モデルの特徴を簡単にまとめると…

本題に移る前に、各モデルの概要を簡単に整理しておきましょう。

iPhone 17

・スタンダードモデル。
・従来のiPhoneのProシリーズとディスプレイ仕様の差が縮まり、バッテリ性能も向上。
・コストパフォーマンス重視なら最有力候補。

iPhone 17 Pro

・背面にカメラを3つ搭載し、12MPの光学品質8倍望遠など、8つ分のレンズの働きをこなす。
・動画クリエイターやハイアマチュア層はもちろん、子どもやペットの自然な表情を撮りたい人にもおすすめ。

iPhone 17 Pro Max

・iPhone 17 Proと同等のカメラ性能に加え、シリーズでもっとも大きな画面を搭載したモデル。
・撮影した映像の確認やゲーム、電子コミックなどエンタメ用途に最適。ただし価格は高め。

iPhone Air

・2025年秋、iPhone 17シリーズとともにリリースされた初登場モデル。
・薄型筐体と洗練されたデザインが魅力。背面カメラはシングルだが、超高解像度の48MPで撮影したり、2倍望遠に対応したりするなど普段使いには十分。ただし「空間ビデオ」など一部機能は非対応。




iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max/Airの違いを解説

ここからは、iPhone 17、17 Pro、17 Pro Max、iPhone Airの価格、カラー、サイズ、デザイン、堅牢性といった主要ポイントを順に見ていきます。

容量と価格

まず、各モデルの容量ごとの価格を整理しましょう。

モデル256GB512GB1TB2TB
iPhone 1712万9800円16万4800円
iPhone 17 Pro17万9800円21万4800円24万9800円
iPhone 17 Pro Max19万4800円22万9800円26万4800円32万9800円
iPhone Air15万9800円19万4800円22万9800円

最新モデルはすべて256GBからのスタートです。従来モデルは最小構成が128GBで、価格は同程度でした。それを考えると256GBが最小構成のiPhone 17シリーズはお得感のあるモデルといえるでしょう。なかでも、iPhone 17の256GBモデルは12万9800円と、シリーズの中で飛び抜けて安価です。コストパフォーマンスを重視するなら、まず候補に挙げたい一台でしょう。

一方、上位モデルのiPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxの価格差は約1万5000円。元の価格が大きいゆえに、差額が気になりづらく感じる場合は、「どうせなら大画面の方を…」とiPhone 17 Pro Maxを検討してみるのもありかもしれません。なお、iPhone Airの価格は、iPhone 17とiPhone 17 Proの中間に位置しています。

ちなみに、iPhone 17シリーズとiPhone Airは、Apple StoreやAppleの直営店のほか、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど主要キャリアでも取り扱われています。一定期間後に返却を前提とした購入補助プログラムを活用する方法もあるので、購入スタイルも含めて検討しましょう。

カラーバリエーション

各モデルのカラーバリーションは以下のとおりです。

iPhone 17

iPhone 17は下図の左から順に、ラベンダー、ミストブルー、ブラック、ホワイト、セージの全5色展開です。

Appleらしい上品なカラーが魅力です。
画像:Apple

iPhone 17 Pro/17 Pro Max

iPhone 17 Pro/17 Pro Maxはともに下図の左から順に、ディープブルー、コズミックオレンジ、シルバーの全3色展開です。

パキッとした印象的なカラーリングです。
画像:Apple

iPhone Air

iPhone Airは下図の左から順に、スカイブルー、ライトゴールド、クラウドホワイト、スペースブラックの全4色展開です。

どのカラーもツヤがあり、高級感があります。
画像:Apple

サイズ・重量

各モデルの画面サイズ、寸法、重量を整理しましょう。

モデル画面サイズ本体サイズ重量
iPhone 176.3インチ71.5(W)×149.6(H)×7.95(D)mm177g
iPhone 17 Pro6.3インチ71.9(W)×150(H)×8.75(D)mm206g
iPhone 17 Pro Max6.9インチ78(W)×163.4(H)×8.75(D)mm233g
iPhone Air6.5インチ74.7(W)×156.2(H)×5.64(D)mm165g

まず、画面サイズについては、iPhone 17と17 Proが比較的コンパクトで、iPhone 17 Pro Maxが大画面を備えています。そして、iPhone Airは両者の中間に位置します。

寸法と重量については、厚さはiPhone Airが5.64mmと圧倒的にスリムですが、幅はiPhone 17がもっともコンパクト。持ちやすさ重視ならiPhone 17も有力候補です。

iPhoneのモデルを比較する」ページで、各モデルの大まかなサイズの違いが分かります。
画像:Apple

デザインと素材

各モデルの素材や、搭載するボタンについて整理しましょう。

モデル素材搭載するボタン
iPhone 17アルミニウムフレームアクションボタン+カメラコントロール
iPhone 17 ProアルミニウムUnibodyアクションボタン+カメラコントロール
iPhone 17 Pro MaxアルミニウムUnibodyアクションボタン+カメラコントロール
iPhone Airチタニウムフレームアクションボタン+カメラコントロール

iPhone 17はアルミニウムフレーム、iPhone 17 Pro/17 Pro MaxはアルミニウムUnibodyを採用。iPhone Airは強度が高いとされる、チタニウムフレームを採用しています。

外観は、iPhone 17やiPhone Airがすっきりした印象なのに対し、iPhone 17 Pro/17 Proはアウトドアギアのような雰囲気。好みが分かれるポイントです。

また全モデルに、好みの機能を割り当てられる「アクションボタン」と、カメラアプリの操作などに使える「カメラコントロール」を搭載しています。そのため、モデル間で操作性の差はありません。

カメラコントロールは、ダブルクリックでカメラが起動し、起動後にもう一回押すとシャッターを切れます。長押しで動画撮影がスタート。さらに、半押しでメニュー操作ができたり、ズーム倍率を変えたり、フォトグラフスタイルを呼び出したりと、豊富な機能を備えます。
画像:Apple

堅牢性

各モデルの“タフさ”について整理しましょう。

モデル防水・防じん性能コーティングなど
iPhone 17IP68等級(最大水深6メートルに最大30分間)Ceramic Shield 2(前面)、
カラーインフューズドガラス(背面)
iPhone 17 ProIP68等級(最大水深6メートルに最大30分間)Ceramic Shield 2(前面)、
Ceramic Shield(背面)
iPhone 17 Pro MaxIP68等級(最大水深6メートルに最大30分間)Ceramic Shield 2(前面)、
Ceramic Shield(背面)
iPhone AirIP68等級(最大水深6メートルに最大30分間)Ceramic Shield 2(前面)、
Ceramic Shield(背面)

防水・防じん性能は、全モデル共通で、最大水深6メートルに最大30分間耐えられる「IP68」に対応しています。

一方、ディスプレイについては全モデルで「Ceramic Shield 2」を採用し、iPhone 17 Pro/17 ProとiPhone Airは背面にも「Ceramic Shield」を採用するなど、若干の差があります。ただし、どのモデルも基本的には保護フィルムケースを使う前提なら、そこまで差を意識する必要はないでしょう。

ディスプレイ

各モデルのディスプレイの細かい仕様について比較しましょう。

モデル画面サイズインカメラの形状常時表示ProMotionテクノロジー輝度
iPhone 176.3インチパンチホール型
標準1000ニト、HDR1600ニト、
屋外3000ニト、最小1ニト
iPhone 17 Pro6.3インチパンチホール型
標準1000ニト、HDR1600ニト、
屋外3000ニト、最小1ニト
iPhone 17 Max6.9インチパンチホール型
標準1000ニト、HDR1600ニト、
屋外3000ニト、最小1ニト
iPhone Air6.5インチパンチホール型
標準1000ニト、HDR1600ニト、
屋外3000ニト、最小1ニト

注目すべきは、スタンダードモデルのiPhone 17が常時表示やProMotionテクノロジーに対応したこと。さらに画面輝度も向上し、結果として各モデル間のディスプレイ性能の差はほとんどなくなっています。

スクロールやゲームの動きは驚くほどなめらかです。
iPhone 17は、iPhoneのスタンダードモデルとしてはじめて、最大120Hzの可変ビットレートProMotionを搭載しました。Webブラウジング中に高速スクロールしても画面表示はスムースで、ゲームも滑らかに表示されます。

スピーカ

スピーカについては、iPhone 17とiPhone 17 Pro/17 Proはステレオスピーカを搭載します。これは、左右で異なる音を出し、臨場感を高められるスピーカです。

対してiPhone Airは、左右から同じ音を出す方式のモノラルスピーカを搭載します。この違いには注意しましょう。

ただ、実際にiPhone Airを使ってみると、音質は悪くない印象でした。たとえばYouTubeで動画コンテンツを視聴するなどの用途では、モノラルスピーカのデメリットは特に感じないでしょう。

背面カメラ

続いて、各モデルの背面カメラを整理しましょう。

モデルメイン超広角望遠
iPhone 174800万画素、2倍クロップズーム対応4800万画素
iPhone 17 Pro4800万画素、2倍クロップズーム対応4800万画素4800万画素、光学4倍、2倍クロップズーム対応
iPhone 17 Pro Max4800万画素、2倍クロップズーム対応4800万画素4800万画素、光学4倍、2倍クロップズーム対応
iPhone Air4800万画素、2倍クロップズーム対応

まず、画素数はすべて4800万画素で統一されています。注目すべきは、iPhone 17には望遠カメラがないことと、iPhone Airには望遠カメラも超広角カメラないことでしょう。

ただし、4モデルとも「Fusionメインカメラ」を搭載しており、2倍強の望遠なら、解像感をさほど落とさずに撮影できます。2倍望遠があると、たとえば食事の写真などの撮影時に手元の影を落とさずに済みます。

48MP Fusionメインカメラは、光学品質の2倍望遠によって、被写体により近づいて撮影できます。
画像:Apple

一方、子どもやペットを遠くから自然な表情で撮影したい場合などは、iPhone 17 Pro/17 Proの光学品質の8倍望遠撮影が強みです。

さらに、撮影機能の対応状況を比較すると、以下の差があります。

モデルナイトモード空間写真マクロ写真ProRAWアクションモード空間ビデオProRes RAWシネマティックモード風切り音の低減
iPhone 17
iPhone 17 Pro
iPhone 17 Pro Max
iPhone Air

たとえば、“奥行き感”のある動画を撮影できる「空間ビデオ」や、動画で近景・遠景のボケを表現できる「シネマティックモード」などは、iPhone Airでは利用できません。

また、プロフェッショナル向けのフォーマットである「ProRAW」や「ProResRAW」などに対応しているのは、4モデルのなかではProモデルのみ。ただ、高クオリティな動画を撮る人にとっては有用ですが、日常使いであればあまり出番はないかもしれません。

そのほか、iPhone 17 Pro/17 Proだけのカメラ周りの特徴としては、ARの表示精度を高める「LiDARスキャナ」が搭載されていることを抑えておきましょう。

前面カメラ

前面カメラは4モデルでほぼ同一です。全モデルに「センターフレームフロントカメラ」と呼ばれるカメラが採用されており、解像度も1800万画素で共通しています。

内部構造的には、イメージセンサが正方形状になっているのが特徴。それにより、「縦持ちのまま横長のセルフィーが撮影できる」のがポイントとなります。

iPhone 17は、顔認識の機械学習と連動して自動的に画角を調整するセンターフレーム機能を搭載します。自撮りはもちろん、ビデオ通話時に、上半身が映るように調整し、目線をカメラの高さに合わせるよう維持してくれます。
画像:Apple

チップ

各モデルの搭載チップは、iPhone 17が「A19」で、iPhone 17 Pro/17 ProとiPhone Airは「A19 Pro」です。いずれも、Apple Intelligenceの高度な機能がスムースに動作するほか、AAAタイトルのゲームプレイにも対応しています。

また、全モデルが3D空間の光の表現がリッチに行える「ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング」に対応。さらに細かい差について言及すると、iPhone 17 Pro/17 ProとiPhone AirはともにA19 Proを搭載しますが、内蔵するGPUのコア数に差があります。iPhone 17 Pro/17 Proは6コアで、iPhone Airは5コアです。

たとえばiPhone 17 Pro/iPhone 17 Pro Maxでは、「Arknights: Endfield」といった美しいビジュアルのゲームの恩恵を思う存分享受できます

なお、iPhone 17のベンチマークについて別記事で調査し、まとめています。「iPhone 17、先行レビュー。ベンチマークはiPhone 16 Pro超え!」をチェックしてみてください。結果は、Geekbench 6とGeekbench AIのスコアで、iPhone 17は前世代の上位モデル「iPhone 16 Pro」を上回りました。

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バッテリ

バッテリについても整理しましょう。

モデル連続再生ワイヤレス充電の対応状況
iPhone 17最大27時間MagSafe(25W)対応
iPhone 17 Pro最大30時間MagSafe(25W)対応
iPhone 17 Pro Max最大35時間MagSafe(25W)対応
iPhone Air最大22時間MagSafe(20W)対応

iPhone Airは一般にバッテリ持ちが不安視されているモデルです。しかし、ストリーミングでのビデオ連続再生時間は最大22時間。さすがにiPhone 17 Pro/17 Pro Maxのバッテリ性能はずば抜けていますが、4モデルのどれを選んでも、日常使いで困ることはほぼないでしょう。

ちなみに、過去世代のバッテリ性能を振り返ると、iPhone 16は最大18時間、iPhone 14、15が最大16時間、iPhone 13が最大15時間、iPhone 12が最大11時間です。過去モデルと比べると、iPhone 17でバッテリ持ちが大幅に改善されていることがわかります。

また、ワイヤレス充電の対応状況に関しては、4モデルともにMagSafeには対応しているものの、最大W数に若干の差があります。iPhone 17シリーズは最大25Wでのワイヤレス充電に対応しているのに対し、iPhone Airは最大20Wです。

インターフェイス(USB-C)

搭載するインターフェイスについても整理しましょう。

モデル規格転送速度
iPhone 17USB 2最大480Mbps
iPhone 17 ProUSB 3最大10Gbps
iPhone 17 Pro MaxUSB 3最大10Gbps
iPhone AirUSB 2最大480Mbps

4モデルともUSB-Cポートを搭載しますが、高速なデータ転送が行えるのはiPhone 17 Pro/17 Pro Maxのみ。というのも、「USB-C」とはあくまで端子の形状の名称であり、転送速度などはUSBの規格によって変わるからです。

たとえば、撮影編集などで有線接続したMacに大容量のデータを転送するなら、iPhone 17 Pro/17 Pro Maxの方が待ち時間がかなり短くなります。

通信規格(SIM)

SIMについては、全モデルで物理SIMカードの使用ができず、「eSIM」の利用が必須です。

当初のNTTドコモで開通時のトラブルがあったことなどを除けば、MNO(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)のメインブランドやサブブランド、MVNO (仮想移動体通信事業者)が展開する格安SIMのメジャーな通信プランなどで運用するうえで、eSIM化するデメリットはほぼないと言えます。

ただし、物理SIMカードを抜き差しして複数デバイスでモバイル通信を利用するなど、特殊な運用を想定している場合は、差し替えが難しくなるのでiPhone 17シリーズはおすすめしません。

ちなみに、iOS 16.4以降のiPhoneでは、同キャリアのeSIMの契約を転送する「eSIMクイック転送」が使えます。そのため、すでにeSIMを利用しているユーザは、切り替えに困ることはさほどないでしょう。
画像:Apple

【比較表】各モデルのスペックを表で確認!

モデルiPhone 17iPhone 17 ProiPhone 17 Pro MaxiPhone Air
最小構成の価格12万9800円17万9800円19万4800円15万9800円
画面サイズ6.3インチ6.3インチ6.9インチ6.5インチ
本体サイズ71.5(W)x149.6(H)x7.95(D)mm71.9(W)x150.0(H)x8.75(D)mm78(W)x163.4(H)x8.75(D)mm74.7(W)x156.2(H)x5.64(D)mm
重量177g206g233g165g
素材アルミニウム
フレーム
アルミニウムUnibodyアルミニウムUnibodyチタニウム
フレーム
コーティングなどCeramic Shield 2Ceramic Shield 2(前面)、Ceramic Shield(背面)Ceramic Shield 2(前面)、Ceramic Shield(背面)Ceramic Shield 2(前面)、Ceramic Shield(背面)
チップA19A19 Pro(6コアGPU)A19 Pro(6コアGPU)A19 Pro(5コアGPU)
背面カメラ●メイン(4800万画素、2倍クロップズーム対応)、
●超広角(4800万画素)
●メイン(4800万画素、2倍クロップズーム対応)
●望遠(4800万画素、光学4倍、2倍クロップズーム対応)
●超広角(4800万画素)
●メイン(4800万画素、2倍クロップズーム対応)
●望遠(4800万画素、光学4倍、2倍クロップズーム対応)
●超広角(4800万画素)
●メイン(4800万画素、2倍クロップズーム対応)
LiDARスキャナ
空間写真
マクロ写真
ProRAW
空間ビデオ
ProRes RAW
シネマティックモード
内蔵スピーカステレオステレオステレオモノラル
ストリーミング
での連続動画
再生時間
最大27時間最大30時間最大35時間最大22時間
充電端子USB-C(USB 2)USB-C(USB 3)USB-C(USB 3)USB-C(USB 2)
ワイヤレス充電MagSafe
(最大25W)対応
MagSafe
(最大25W)対応
MagSafe
(最大25W)対応
MagSafe
(最大20W)対応

自分に最適なのは、iPhone 17/17 Pro/17 Pro Max/Airのどれ?

ここまでに述べてきたとおり、iPhone 17(256GB)のコストパフォーマンスが非常に高くなっています。多くのユーザにとって、まず検討すべきは、このiPhone 17でしょう。一方で、上位のiPhone 17 Pro/17 Pro Maxを選ぶべきか考える際には、次の3つを比較することが重要です。

・デザインが好きか?
・カメラで撮りたい構図や機能に対応しているか?
・USB-Cのデータ転送速度が必要な使い方をするか?

たとえば、仕事や趣味の撮影機材としてiPhoneを使いたい場合は、カメラ性能やUSB-Cのデータ転送速度を重視する必要があります。この場合、iPhone 17 Proが有力候補です。

なお、iPhone 17 Pro/Pro Maxの違いは「画面サイズ」と「バッテリ持ち」の2点のみ。ゲームや電子コミックを大画面で楽しみたいならiPhone 17 Pro Maxにメリットがあります。ただし、価格は約1万5000円高くなるため、エンタメ用途も含めて予算に余裕がある場合に検討すると良いでしょう。

一方、iPhone Airはこうしたスペック比較の軸からやや外れています。デザインやファッション性を最重視する場合のみ、検討するのが現実的です。

iPhone 17がおすすめな人/おすすめしない人

各モデルの、おすすめな人、おすすめしない人の例を確認しましょう。

iPhone 17がおすすめな人

・過去のスタンダードモデルから、機種変更を考えている人
・数世代前のProシリーズから、予算を抑えて乗り換えたい人
・Apple Watchなどと組み合わせて購入したい人

iPhone 17をおすすめしない人

・子どもやペットを望遠撮影したい人
・仕事や高度な趣味で撮影機材として使う予定の人
・テレビに接続してゲームをプレイするなど、周辺機器との接続が多い人

iPhone 17 Proがおすすめな人/おすすめしない人

iPhone 17 Proがおすすめな人

・望遠撮影したい人
・仕事や高度な趣味で撮影機材として使う予定の人
・テレビに接続してゲームをプレイするなど、周辺機器との接続が多い人

iPhone 17 Proをおすすめしない人

・なるべく予算を抑えたい人
・シンプルなデザインを重視する人
・カメラにこだわりがない人

iPhone 17 Pro Maxがおすすめな人/おすすめしない人

iPhone 17 Pro Maxがおすすめな人

・仕事や高度な趣味で撮影機材として使う予定の人
・撮影した画像・動画を大画面で確認したい人
・大画面でゲームを快適に楽しみたい人
・手が大きい人

iPhone 17 Pro Maxをおすすめしない人

・なるべく予算を抑えたい人
・カメラにこだわりがない人
・手が小さい人

iPhone Airがおすすめな人/おすすめしない人

iPhone Airがおすすめな人

・新しいシリーズを試したい人
・スリムでミニマルなデザインに魅力を感じる人
・最新の撮影機能は特に重視しない人

iPhone Airをおすすめしない人

・カメラ性能を重視する人
・予算を抑えたい人
・音質にこだわるコンテンツを内蔵スピーカで楽しみたい人




iPhone 17シリーズの違い、まとめ。モデル選びの勘所は?

繰り返しになりますが、2025年秋モデルで万人におすすめしやすいのは、スタンダードモデルのiPhone 17です。ディスプレイやバッテリ性能が大幅に向上し、従来のProシリーズからの乗り換えもハードルが下がりました。

一方、iPhone 17 Pro/Pro Maxは、最大8倍の望遠カメラや高速USB-Cポートが魅力。カメラにこだわる人やプロ向け撮影機材として使いたい人には有力な選択肢です。

そしてiPhone Airは、カメラやスピーカなどを削ぎ落とした分、ミニマルなデザインに独自の魅力があります。スペック比較ではなく、ファッションとのコーディネートや新しいシリーズの使用感を楽しむ視点で選ぶと、その価値が見えてくるでしょう。

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著者プロフィール

井上晃

井上晃

スマートフォン・タブレット・スマートウォッチなど、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌で、速報やレビュー、コラムなどを執筆している。新製品やサービスのレビュー、比較検証記事の執筆本数は年間100本以上。

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