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防音・ライティング・広々デスクが完璧! ZETA DIVISIONが手がけた“本気のゲーミングルーム”を体感してきた

著者: 佐藤彰紀

防音・ライティング・広々デスクが完璧! ZETA DIVISIONが手がけた“本気のゲーミングルーム”を体感してきた

ゲームをもっと快適に楽しみたい──そんな思いを体験できるモデルルームが公開されている。プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」が監修したゲーミングルーム「CLEVERLY HOME × ZETA DIVISION GAMING ROOM」は、防音設計や広々としたデスク、ライティング演出など、細部までこだわり抜かれた仕様が特徴だ。実際にモデルルームを訪れてきたので、ゲーミングルームならではの工夫をレポートしていく。

ZETA DIVISION監修のモデルルームを体験

ハウスメーカーのクレバリーホームが公開するモデルルームは、千葉県君津市にある「クレバリーホーム ハウジングスクエア」の一角にあり、2025年10月6日から一般見学が可能となっている。

このハウジングスクエアは体験型モデルハウスが建ち並び、実際に宿泊して家の使い勝手を確認できる「宿泊体験」というユニークなサービスも提供している。

モデルルームに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは煌びやかなライティングだ。間接照明が天井、デスク裏、ディスプレイ裏に設置され、空間全体が“ゲーミング”という雰囲気に包まれている。

ゲーミングルームのデスクのライティング
デスク周りのライティング。デスク裏からは赤、ディススレイ裏からは水色のライティングが見て取れる。自分好みの色に変更可能だ。ライティングの調整は専用アプリから行うことができる。
ゲーミングルームの天井端の間接照明
天井の端は少し高くなっており、間接照明が仕込まれている。こちらも色を選択できる。

さらに、ZETA DIVISIONのグッズが随所に散りばめられており、ファンなら見ているだけでも楽しい空間だ。

ZETAくんぬいぐるみ
デスクに置かれたZETA DIVISION マスコットキャラクター「ZETAくん」のぬいぐるみ。
ZETAステッカー
ステッカー類もあしらわれている。
k4sen氏の写真
所属クリエイターk4sen氏の写真も。




防音もバッチリ! 快適なプレイ環境

マウスのクリック音、キーボードの打鍵音、ボイスチャットの声など、ゲーム中の音を気にせず遊べることは、ゲーミングルームを名乗るなら必須条件である。

このモデルルームでは、壁と天井に吸音性の素材を使用し、簡易防音が施されている。

ゲーミングルームの天井
吸音素材を使った天井。シックなデザインも魅力的に感じた。

さらに、ドアは音漏れを防ぐ密閉構造を採用。外への音漏れが気になる場合は、二重窓にすることも可能だ。

ゲーミングルームドア枠のクッション素材
ウレタンのような素材で、ドアとドア枠の隙間をできるだけ密着させている。

試しにゲーム音や音楽を流してみたが、ドアを閉めるだけでほとんど何も聞こえなかった。

広々デスクとでストレスゼロ! “見せる”収納も楽しい

ゲーミングルームにパッケージングされているデスクは、一般的なデスクよりも広く設計されている。特筆すべきは奥行きの長さだ。FPSなどのゲームではマウスを大きく動かす場面があり、そのニーズにしっかり対応している。横幅も十分で、ゲーム用アクセサリや周辺機器を自由に配置できる。

ゲーミングルームデスク全体
ディスプレイ、キーボード、マウスパッドを設置してもまだまだ十分なスペースがある。

さらに、デスク裏には凹字型のケーブル収納スペースがあり、配線を隠してすっきりしたデスク環境を作れる。

デスク裏配線スペース
デスク裏の配線スペースのおかげで綺麗なデスクでゲームを楽しめる。

デスクだけではなく、収納にも工夫がある。「収納できればいい」という最低限ではなく、「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けることで、好きなアイテムをディスプレイする楽しさも味わえる。

ゲーミングルーム収納スペース
デスクの背側に置かれた棚は、あえて扉をつけないで、自分の好きなものをディスプレイできる。サイドには扉付きの収納も用意されている。

加えて、クレバリーホーム独自の空気ケア技術「シアスミン・エア」により、室内の空気環境も快適に保たれる。

シアスミン・エアのイオンコントローラー
「シアスミン・エア」のイオンコントローラ。壁内に塗布された「高品位木炭塗料」に微弱な電流を流すことで機能するという。

クレバリーホームによれば、防音、広々デスク、収納、ライティングを追加したこのゲーミングルームは、通常の部屋の価格プラス200万円程度で実現できるそうだ。注文住宅なので、更なるカスタマイズや、不要な設備の省略も相談次第だ。

もちろん、既存の部屋をゲーム用に改造することもできる。しかし、大きなデスクや防音対策は簡単ではない。いちからトータルでコーディネートされた“ゲーミングルーム”は、新しい住まいを求めるゲーマーにとって、理想的な選択肢の一つだろう。




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著者プロフィール

佐藤彰紀

佐藤彰紀

『Mac Fan』編集部所属。ECサイト運営などの業務を経て編集部へ。好きなものは北海道と競技ダンスとゲーム。最近はXR分野に興味あり。

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