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YouTubeの再生画面をロック。子どもの誤操作防止に活躍! “バックグラウンド再生”も擬似的に実現できるかも?

著者: 関口大起

YouTubeの再生画面をロック。子どもの誤操作防止に活躍! “バックグラウンド再生”も擬似的に実現できるかも?

子育ての強い味方「YouTube」。観せすぎはよくないよなあと思いつつ、しっかり頼っています。

たとえばワンオペ育児中に家事をするとき、はたまた自宅で散髪してあげるとき。寂しがらせない、そして嫌なことを乗り越えるためのご褒美的なツールとして、YouTubeの力を借りるわけです。

しかし、子どもにiPhoneを手渡すと、とにかく画面を触る触る。そのせいで動画の再生が止まってしまったり、あるいは別の動画に切り替わってしまったり、といったトラブルが発生します。切り替わった先の動画が、またお気に召すものであればいいですが、そうでない場合は「コレジャナイデショ!」と怒られてしまいます。

そこで覚えておきたいのが「画面のロック」機能。iPhoneの「YouTube」アプリを例に解説します。

再生画面をロックする方法。ロック→解除も2タップで完了

「画面のロック」は、YouTubeアプリの標準機能です。動画の再生時、歯車のアイコンから機能を呼び出せます。

YouTube再生画面
まずはYouTubeで動画を再生。
YouTubeの設定
再生ウィンドウをワンタップし、各種メニューを表示させましょう。続いて、画面右上の歯車のアイコンをタップ。
「画面のロック」機能を選択
画面下部にメニューが表示されるので、[画面のロック]を選択します。
画面のロックが起動
すると、横位置で動画再生がスタート。同時に、[画面がロックされています]とポップアップ表示されます。数秒後、このポップアップは自動で消えるので、動画視聴の邪魔になることはありません。
画面のロックを解除(1)
ロック中、画面に触れると[タップしてロック解除]というボタンが表示されます。
画面のロックを解除(2)
[タップしてロック解除]をタップすると[ロック解除済み]に。通常再生に切り替わります。




「Premium」未加入の大人にもおすすめ。バックグラウンド再生の“代わり”にどう?

さて、YouTubeの画面ロックは、子どもにiPhoneを貸すシーン以外でも活躍します。

たとえば、筆者はYouTube Premiumに加入していないため、動画のバックグラウンド再生ができません。そのため、YouTubeで動画を再生しながらiPhoneを手で持って移動したり、ポケットやカバンに入れて移動したりすることもしばしば。そんなことをしていると、誤操作が多発します。

動画再生が止まるのは定番で、別の動画のサムネイルをタップしてしまうことも。子どもがどうのこうのと書いてきましたが、考えてみれば、やっていることは親の私も同じでした。

そんなときも「画面のロック」が役立ちます。YouTube Premiumのバックグラウンド再生ほど柔軟ではありませんが、体験はガラリと改善するでしょう。同じような使い方をしている人は、ぜひお試しください。

ただし、利用にあたって知っておきたいこともあります。それは、広告再生時は「画面のロック」が解除されるということ。YouTubeは広告収益で運営されているプラットフォームなので当たり前ではありますが、広告再生時に画面をタップすると、広告掲載先のWebページに遷移します(リンクが埋め込まれている場合)。なお、広告再生が終了すると「画面のロック」は自動で再びオンに。YouTube動画の再生がリスタートします。

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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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