Mac業界の最新動向はもちろん、読者の皆様にいち早くお伝えしたい重要な情報、
日々の取材活動や編集作業を通して感じた雑感などを読みやすいスタイルで提供します。

Mac Fan メールマガジン

掲載日:

履歴も留守電も一画面表示で便利! iPhone「電話」アプリの“統合ビュー”を活用しよう

著者: 佐藤彰紀

履歴も留守電も一画面表示で便利! iPhone「電話」アプリの“統合ビュー”を活用しよう

iOS 26では、「電話」アプリのレイアウトが刷新され、「よく使う項目」「履歴」「留守番電話」が1つの画面に集約されました。以前のレイアウトとの違いに戸惑う方もいるかもしれませんが、むしろ一画面ですべての情報が確認できて便利になっています。

この記事では、新レイアウトの見どころと、前のほうが使いやすいという人向けに、モード(「クラシック」というのが用意されています)の切り替え方法を解説します。

新しい「統合ビュー」の使い方

新しい統合ビューの魅力はなんといっても「電話」アプリを起動するだけで、3つの情報が確認できるところ。以前はタブで切り替える必要がありましたが、ワンタップで目的の情報にアクセスできます。

「よく使う項目」は画面上部にカード状に並ぶようになりました。

統合ビュースクリーンショット
統合ビューでは「よく使う項目」が「通話」タブの画面上部で表示されます。
クラシックスクリーンショット
以前のビューでは「よく使う項目」は履歴や留守番電話とは別のタブでした。

「履歴」は「留守番電話」と統合され、「よく使う項目」の下に配置されています。

統合ビュースクリーンショット
「履歴」と「留守番電話」は統合され、留守番電話が入っているときは冒頭の文字起こしが履歴上に表示されます。
クラシックビュースクリーンショット
以前は履歴と留守番電話は別のタブで用意されいていました。

統合ビューでは、タップしたときの動作も異なります。電話番号をタップすると、着信時間など、通話に情報を確認できます。留守番電話が入っている場合は、留守番電話を表示してくれます。以前は履歴の行をタップすると発信されるようになっていましたが、「統合ビュー」では[📞]アイコンをタップしないと発信されません。誤タップで発信されづらくなったのは嬉しいポイントです。

統合ビュースクリーンショット
統合ビューでは[📞]アイコンをタップすると発信になり、そのほかの履歴行をタップすると着信時間などの情報が表示されます。
クラシックビュースクリーンショット
以前のビューでは、履歴行をタップすると発信になり、[i]アイコンをタップすると着信時間などが表示されていました。




「クラシック」モードに戻す方法

慣れ親しんだレイアウトで使いたいという方のために、Appleは「クラシック」モードを用意しています。変更は「電話」アプリ上で行えます。

クラシックビュー変更手順01
❶右上にあるフィルタアイコンをタップします。
クラシックビュー変更手順02
❷[クラシック]をタップすれば、以前のビューを使用できます。

新しい「電話」アプリは、情報を一画面に集約することでワンタップでやりたい操作が行えるようになりました。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると非常に便利です。どうしても合わない場合は「クラシック」モードに戻せるので、自分に合ったスタイルを選びましょう。

おすすめの記事

著者プロフィール

佐藤彰紀

佐藤彰紀

『Mac Fan』編集部所属。ECサイト運営などの業務を経て編集部へ。好きなものは北海道と競技ダンスとゲーム。最近はXR分野に興味あり。

この著者の記事一覧

×
×