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時間でかっ! iPhoneのロック画面で「適応型時刻」を使う方法。iOS 26の新カスタム機能を使いこなそう

著者: 関口大起

時間でかっ! iPhoneのロック画面で「適応型時刻」を使う方法。iOS 26の新カスタム機能を使いこなそう

最新のiOS 26では、多数の新機能が提供されている。その中でも、もっともインパクトが大きいのは「適応型時刻」ではなかろうか。革新性や利便性はさておき、見た目のインパクトという意味で。

適応型時刻を簡潔に説明すると、ロック画面に表示させる時刻のサイズを変更する機能だ。しかも、イタズラに大きくするだけではなく、通知といったほかのコンテンツに応じてフレキシブルにサイズを変える。視認性を格段に上げつつ、従来のiPhoneの使い勝手を損なうことはない。

では、その設定方法を見ていこう。

「適応型時刻」の設定方法

まずはiPhoneのロック画面を表示してロングタップ。すると、ロック画面の編集画面が開く。画面下部の[カスタマイズ]あるいは[+]をタップしよう。[カスタマイズ]では現在開いている壁紙を元に、[+]では新たな壁紙の指定から設定を行える。

iPhoneでロック画面を開き、ロングタップ。
すると編集画面が開く。ここでは[+]をタップする。
「写真」アプリのライブラリなどから写真を選択しよう。
写真を選択すると、ロック画面に設定される。続いて、時刻表示のコーナーをドラッグしてみよう(上図赤い囲み)。
グッと表示領域が広がる。
最大まで大きくするとこんな感じ。




「適応型時刻」は大きくて邪魔じゃない?

iPhoneのロック画面に時刻が大きく表示される「適応型時刻」。確かに時刻の視認性は向上するのだが、通知やウィジェットなどの表示スペースが圧迫され、利便性が失われないだろうか。心配はごもっともだが、ご安心いただきたい。

たとえば通知を上にスワイプしていくと、時刻の表示サイズがフレキシブルに変わるのだ。

「適応型時刻」で時刻表示を最大にしたロック画面。
通知を上にスワイプしていくと、時刻表示が小さくなっていく。
スワイプし続けると、時刻は最小表示に。さらにスワイプを続けると、iOS 18以前と同じく、時刻表示は消えて通知が画面全体に表示される。

「適応型時刻」をロック画面に適用することで、時刻の視認性は飛躍的に向上する。ただし、壁紙に指定する素材によっては利用できないようなので注意しよう。たとえば、標準で用意されている[アストロノミー]や[絵文字]は非対応だった。

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著者プロフィール

関口大起

関口大起

『Mac Fan』副編集長。腕時計の卸売営業や電子コミック制作のお仕事を経て、雑誌編集の世界にやってきました。好きなApple Storeは丸の内。Xアカウント:@t_sekiguchi_

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