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iPhoneで「拡大鏡」を使う方法。不要な機能は非表示に。自分仕様にカスタムしよう!/シニア世代のiPhone活用術

著者: 小平淳一

iPhoneで「拡大鏡」を使う方法。不要な機能は非表示に。自分仕様にカスタムしよう!/シニア世代のiPhone活用術

シニア世代がiPhoneを使いやすくするための設定方法を解説する連載記事「シニア世代のiPhone活用術」。今回のテーマは「iPhoneの拡大鏡アプリの設定方法」です。

多機能すぎて操作が難しい「拡大鏡」。使う機能以外、非表示にしちゃおう!

「拡大鏡」は、小さな文字を読みやすくする非常に便利な標準アプリです。とはいえ、拡大鏡アプリは機能が豊富すぎて、アプリを開くと難しい印象を受けるのが玉に瑕。なので、デジタル機器に慣れていない人が使う場合は、使わないボタンを隠して、シンプルに設定するのがいいでしょう。

拡大鏡の最適な設定は、人によって変わります。老眼だけの場合は、ズーム機能など、最低限の機能を表示させておけばよいでしょう。一方、色弱・色盲の人はカラーフィルタの機能がオススメです。この機能を使うと、色の識別が難しい赤と緑などの組み合わせを見分けやすい色に変換できます。

さらに、視力が極端に低い場合は「検出」(何が映っているかを音声で読み上げてくれる機能)をオンにするとよいでしょう。

不要な機能を非表示にする手順

①「拡大鏡」アプリでは、画面に表示させるボタンをカスタマイズできます。右下にある[設定]ボタンを押しましょう。
②[副コントロール]欄にある項目を整理してみましょう。項目の前側にある[-]ボタンをタップして削除します。
③老眼だけなら、[アクティビティ]や[検出]といった機能も、非表示にしましょう。それぞれ[コントロールパネルに表示]をオフにします。
④副コントロールに[明るさ]と[フラッシュライト]だけを残しました。暗い場所でものを読むこともあるので、この2項目を残すのがオススメです。

※この記事は『Mac Fan 2025年1月号』に掲載されたものです。




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著者プロフィール

小平淳一

小平淳一

Apple製品を愛するフリーランスの編集者&ジャーナリスト。主な仕事に「Mac Fan」「Web Desinging」「集英社オンライン」「PC Watch」の執筆と編集、企業販促物のコピーライティングなど。ときどき絵描きも。Webの制作・運用も担う。

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