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マックス・リヒターが提案する“つながる”音楽の世界。Apple Musicで新番組『The Songs of a Jumping Universe』がスタート

著者: Mac Fan編集部

マックス・リヒターが提案する“つながる”音楽の世界。Apple Musicで新番組『The Songs of a Jumping Universe』がスタート

画像●Apple

クラシック音楽とエレクトリック音楽のテクニックを融合させ、映画、ダンス、アート、ファッションなど、多様な分野のサウンドトラックで世界中のファンを魅了してきた作曲家マックス・リヒター。彼の音楽は、世代やジャンルを超えて多くのミュージシャンに影響を与え、新たな創作の道を切り拓いてきた。

そんなマックス・リヒターが手がける新番組「The Songs of a Jumping Universe」が、2025年8月1日(金)21:00より配信される。Apple Music内のライブラジオ番組「Apple Music Chill」から視聴しよう。

なお「The Songs of a Jumping Universe」は、Apple Musicサブスクリプションユーザ向けに、Apple MusicとApple Podcastsでオンデマンド配信も行われる。

エピソードは全5話。以降、隔週で公開されていく。

異なる音楽文化のつながりを探る番組。マックス・リヒターが目指すもの

マックス・リヒターは番組について、「異なる音楽言語、スタイル、ジャンル、文化のつながりを探求しています」と語る。番組では、ルネサンスや中世の音楽から、エレクトロニカ、ダンス音楽、インストゥルメンタル、クラシック音楽まで、世界中の音楽を演奏し、それらをつなげることを目指す。

「音楽は美しい境界のない芸術形式であり、世界や異なるもの同士のつながりについて多くのことを教えてくれます。一見異なるもの同士のつながりを発見することは、音楽に関わる喜びの一つです」とリヒター。

「The Songs of a Jumping Universe」は、音楽の多様性と共通性を探ることで、聴き手にインスピレーションと刺激を与えてくれるだろう。




リヒターの代表作「Sleep」を再構築。新組曲「Sleep Circle」が番組の核に

マックス・リヒターは、Apple Classical Chartで1位を獲得した代表作「Sleep」の音楽を再構築し、新たに90分間の組曲「Sleep Circle」を制作。「The Songs of a Jumping Universe」の各エピソードには、この「Sleep Circle」から1曲ずつが収録され、番組内で使用される。

「Sleep」は、マックス・リヒターによる良質な眠りのための音楽。どこまでも静かでリラックスした8時間を提供してくれる。画像●Apple Music

「Sleep Circle」は、リヒターの音楽的探求の集大成とも言えるもので、番組を通じてその世界観が徐々に明らかになっていく。

Apple Music Chillとは?。音による休息と集中のための空間

マックス・リヒターによる「The Songs of a Jumping Universe」が配信されるApple Music Chillは、リスナーが一日をとおして落ち着ける場所として設計されたラジオステーションだ。気分や雰囲気に重点を置き、ジャンルを問わずリラックスを重視したサウンドが中断されることなく流れ続ける。

また、番組にはマインドフルな時間が組み込まれており、専門家によるキュレーションにより、リスナーが集中し、心を整える時間を提供。音楽による気晴らしや休息を求めるユーザにとって、理想的な聴取体験が得られるだろう。

Apple Musicが提供するラジオステーションは、Chill以外にも複数ある。仕事やリラックスタイムなど、BGMとして利用するのにも最適だ。画像●Apple Music




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