手持ちの外付けストレージが対応しているファイル転送速度より明らかに動作が遅いとき、考えられる原因はいくつかあります。外付けストレージのフォーマットが「HFS+(Mac OS拡張)」になっている場合は、外付けストレージを接続して「ディスクユーティリティ」を開き、フォーマットを「APFS」に書き換えます。ただし、このときに付けストレージの中身が削除されるほか、作業時にファイルが破損するリスクもあるため、ファイルを別の場所に移動しておきましょう。
これでも転送速度が改善されない場合、接続しているケーブルの最大転送速度が原因かもしれません。外付けストレージの転送規格と同等以上の速度で転送できるものを選びましょう。


※この記事は『Mac Fan』2024年5・6月合併号 特別冊子「Macで困ったときに開く本」に掲載されたものです。