私は毎朝コーヒーを飲むのが日課です。コーヒーについては初心者ながら、ドリップ式のコーヒーメーカーを使って、挽いた豆の香りや味を楽しんでいました。
最近は、さらにこだわりが強くなってきて、コーヒーメーカーについて調べてみたところ、アプリから自分好みに設定できるコーヒーメーカーが増えているとのこと。
そんな中でも、特に気になったのが「Hikaru V60 Smart Brewer」です。インテリアとしても遜色ないデザインとライトアップするところに惹かれました。
ぜひ試してみたいと思ったところ、幸いにもメーカーからお借りできたので、さっそくレビューしていきます。
おしゃれで部屋に溶け込むデザイン!
実際に本体を見たときの第一印象は、いい意味でコーヒーメーカーらしからぬデザインだと感じました。特徴的な円形の設計となっています。

LEDライトが内蔵しているため電源を入れるとじんわりと光ります。机の上に置いていても、インテリアのようで違和感がありませんでした。

ちなみに、水は上部から注ぎます。横にメモリがついているため、どのくらい水を注いだのかがわかります。

アプリからの操作でコーヒーをすぐに抽出できる!
アプリ「Hikaru Brew」と製品を連携することで、アプリから簡単に操作できます。
さっそくコーヒーを淹れてみました。まずは、あらかじめ用意されているメニューで試してみます。S、M、Lと3種類のコーヒー抽出量を選ぶことができ、浅煎り、中煎り、深煎りと抽出レベルを変更できます。


私は試しに、Mサイズの中煎りで抽出してみました。91度の完了の温度に向けて加熱していくにつれて、アプリ上でも温度の数字の表示が上がっていきます。

加熱に合わせて本体のLEDライトが、赤くじんわりと光っていました。暗くしてみるとよくわかります。

実際に、コーヒーの抽出に成功しました。10分弱ですぐに完了します。飲んでみると…おいしい! 普段のコーヒーメーカーでは出せない深い苦味を味わうことができました。

こだわりの一杯が飲める! ただしプロ向けかも
また、本製品の一番のポイントは抽出方法レシピを自分で設定・保存できるところです。温度や重さだけでなく、水量や流速(フロー)、秒数の間隔まで細かく設定できます。


しかも保存したレシピは、「個人レシピ」として保存し、レシピのQRコードとして出すことができます。コーヒー豆のパッケージに貼って保存したり、コーヒー好きの友だちと共有したりするのも楽しそうです。


私は、抽出や温度の知識がなく、あまり活用することができなかったのですが、コーヒー好きの人にとっては、他の機械ではできない範囲まで設定できることで、自分好みの一杯を作れるはずです。
使ってみて、こだわりの一杯が飲めてうれしくなりました。ただ、コーヒーの抽出や水の量、豆の味わいなど細かく設定するには、それなりの知識は必要になります。そのため、フルに使いこなすためには、コーヒーに対する知識が元々ある人向けかもしれません。
コーヒー好きであれば、プロのバリスタが入れたような一杯が飲めて生活が一気に充実するはずです。
著者プロフィール

大竹望未
『Mac Fan』編集部所属。2001年生まれ。2024年に編集部に入りました。趣味は旅行、音楽を聴くこと。便利でおもしろいガジェット、iPhoneのTipsを日々探しています!