ファミリー登録している子どものiPadにヌード画像などのセンシティブな写真やビデオが届いた場合、それらの内容を自動的に非表示にすることができます。
また、子ども自身がそうしたセンシティブな写真やビデオを送信しようとした場合、その操作をブロックする仕組みが用意されています。
子どもに適切なデジタルデバイスの使い方を教え、iPadがトラブルの入り口にならないよう、保護者がきちんと管理したいものです。本記事では、こうしたセンシティブなコンテンツから子どもを守る方法について詳しく解説しましょう。
ちなみに、iPadOS 18では、これらの機能が一層強化されています。
設定は保護者のiPadから。センシティブなコンテンツをブロックしよう
❶設定は保護者側のiPadで行います。「設定」から[スクリーンタイム]を選んだら、「ファミリー」欄から保護したい子どもの名前をタップしましょう。
❷ペアレンタルコントロールが未設定の場合、まずは設定が促されます。[続ける]をタップしましょう。
❸すると子どもがアクセスできるコンテンツの設定画面に、切り替わります。必要に応じて設定を変更し、[続ける]をタップしましょう。
❹[センシティブな写真とビデオの保護]に関する説明が表示されるので、一読して[続ける]をタップします。
❺画面との距離についての説明が表示されます。一読して[続ける]をタップ。
❻画面を見ている時間のトラッキングについて聞いてくるので、[アプリとWebサイトのアクティビティをオンする]をタップします。
❼最後にペアレンタルコントロールロックのパスコードを決めて入力。確認のため、パスワードは2回入力します。
❽これで準備は完了です。スクリーンタイムの[コミュニケーション]欄にある[コミュニケーションの安全性]をタップして、[コミュニケーションの安全性]がオンになっているのを確認しましょう。
センシティブな写真がビデオが送られてきたときの対処法。子どもと一緒に確認しよう!

対処法① – 「迷惑メッセージ」としてAppleに報告する
❶ボカシが入ったコンテンツの下に表示されている[迷惑メッセージを報告]をタップ。
❷続いて[削除して迷惑メッセージを報告]をタップし、Appleに迷惑メッセージとして報告しましょう。
対処法② – 信頼できる人に助けを求めよう
❶信頼できる人に相談したい場合は、ボカシが入ったコンテンツの下に表示されている[助けを求める方法]をタップしましょう。子どもが一人でiPadを使うことが多い場合、困ったらこの操作をするように伝えておくとよいでしょう。
❷続いて[相談相手にメッセージを送信]を選びます。
❸すると、相談文が入力されたメッセージ画面が開くので相談したい相手(通常は保護者)を指定して送信しましょう。
❹[助けを求める方法]を選ぶとサポートを受けるための方法が紹介されます。

AirDropやメールでの送受信もブロックされる!
❶AirDropでセンシティブなコンテンツが送られてきた場合でも、通知画面のサムネイルをぼかしてくれます。
❷[続ける]をタップして受信しようとしても「メッセージ」を受信したときと同じように、確認画面が表示されます。
❸AirDropを使ってセンシティブなコンテンツを送信しようとするときも同じです。
❹送信しようとする際はメッセージが一部異なり、送信のリスクを説明してくれます。
❺「メッセージ」を使って送信しようとするときも、センシティブなコンテンツを送ろうとすると確認画面でブロックしてくれます。
❻以降の表示画面や対処法は、前述の内容と同じです。適切に対処するよう、子どもに使い方を伝えておくのも重要でしょう。
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