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Macの「タイル表示」機能の使い方。ドラッグ&ドロップでウインドウをリサイズ! macOS Sequioaの新機能が超便利

著者: 松山茂

Macの「タイル表示」機能の使い方。ドラッグ&ドロップでウインドウをリサイズ! macOS Sequioaの新機能が超便利

macOS Sequioaには、ウインドウを自動で適切なサイズに変更し、ピタッと再配置してくれる「タイル表示」機能が搭載されました。「タイル表示」は非常に簡単に使える機能ですが、いくつか使い方があるほか、知っておきたいテクニックもあるので、合わせてチェックしていきましょう。

「タイル表示」の使い方❶:ウインドウを画面の端に“スナップ”しよう

❶画面の左右どちらかの端に、ウインドウをドラッグしてみましょう。ポインタが画面の端まで達すると、白い枠線が現れます。その状態でドロップすると、枠線と同じサイズにウインドウがリサイズされます。
❷左右の端にドラッグした場合、図❶のように2分の1のサイズに変更されますが、各コーナーにドラッグすると4分の1サイズに変更することができます。操作手順は同様で、白い枠線が表示されたらスナップしましょう。
❸右上のコーナーでスナップした例。このようにウインドウが画面の4分の1サイズで配置されます。
❹ウインドウを画面上部のメニューバーにドラッグすると、デスクトップ全体を囲む白い枠線が表示されます。
❺そこでスナップすると、デスクトップ全体にウインドウが広がります。
❻画面の端までウインドウをドラッグするのが手間であれば、[option]キーを押したままドラッグしてみましょう。すると、端に到達する前に白い枠線が現れ、スナップすればタイル表示が実行されます。
❼「タイル表示」機能で配置したウインドウは、再びウインドウをドラッグし、画面の中央に移動すると、元のサイズに戻ります。

「タイル表示」の使い方❷:ウインドウのボタンから実行しよう

❶ウインドウの左上にある、緑色のボタンの上にポインタを重ねるとメニューが表示されます。「タイル表示」は、“スナップ”以外にも実行方法があります。ウインドウの右上にある緑色のボタンに、ポインタを重ねてみましょう。すると、[移動とサイズ変更][画面全体に配置]のメニューが表示されます。
❷[option]キーを押すと、[移動とサイズ変更]の選択肢が変わります。4分の1サイズに「タイル表示」したい場合に利用しましょう。
❸複数のウィンドウを開いた状態でメニューの[画面全体に配置]にある項目を選ぶと、一気にタイル表示ができます。
❹また、メニューの[フルスクリーン]から項目を選ぶと、フルスクリーンの状態でタイル表示を実行できます。
❺このように、フルスクリーン状態で二画面にすることができました。
❻また、各アプリケーションのメニューバーにある[ウインドウ]→[移動とサイズ変更]でも「タイル表示」の実行が可能です。キーボードショートカットにも対応します。
❼もし「タイル表示」機能が邪魔に感じるのであれば、「システム設定」の[デスクトップとDock]で無効化することもできます。[ウインドウを画面の端にドラッグしてタイル表示]や[ウインドウをメニューバーにドラッグしてフルスクリーン表示]などのスイッチをオフにしましょう。

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著者プロフィール

松山茂

松山茂

東京の下町・谷中を拠点として日々カメラと猫を愛でながら暮らすフリーライター。MacやiPhone、iPadを初代モデルから使ってきたのが自慢。

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