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RJ45端子を搭載した“USB‐C対応モニタ・ドッキングステーション”で セキュリティ対策・ネットワーク安定化!【モニタといえばDell!】

著者: 小平淳一

RJ45端子を搭載した“USB‐C対応モニタ・ドッキングステーション”で セキュリティ対策・ネットワーク安定化!【モニタといえばDell!】

Wi-Fiが普及する一方で、通信の安定性やセキュリティ面などを理由に、有線LANも支持され続けています。最近のノートPCはLANポート非搭載の製品も増えていますが、RJ45(LANポート)付きの外部モニタやドッキングステーションを導入することで、有線LANへの接続が可能になります。

今でも有線LANが支持される理由とは?

Wi-Fiを使えば、さまざまなデバイスを簡単にネットワーク接続できますが、その一方で、有線LANにも根強いニーズが存在します。Wi-Fiは、家電からの電波干渉や遮蔽物によって通信速度が不安定になる場合がありますが、有線LANではその心配がありません。

また、規格にもよりますが、有線LANはWi-Fiよりも高速な通信を実現するケースが多いです。安定した通信が求められるゲームや映像再生、サイズの大きなデータをやりとりする業務などでは、有線LANが非常に有利だと言えます。

さらに、セキュリティ面でも、有線LANには大きな利点があります。Wi-Fiは、SSIDやパスワードが漏れることで不正アクセスのリスクが高まります。Wi-Fiで一般的に用いられているWPA2暗号化技術は十分な強度を備えていますが、短いパスワードやよく使われるパスワード(たとえば「passw0rd」など)を使っていると、突破されてしまう恐れがあります。企業内のWi-Fiでは、パスワードが従業員から訪問客に漏れるリスクもあります。

もし悪意ある人間がWi-Fiネットワークに侵入すると、ネットワーク内の端末がマルウェアに感染したり、個人情報や機密情報が漏洩する可能性が出てきます。さらに、通信内容が盗聴・改ざんされるリスクも高まり、そこから企業の信頼が損なわれる危険性もあります。

一方、有線LANでは、物理的にケーブルをつながなければネットワークにアクセスできません。第三者による不正侵入のリスクを大幅に下げることができるというわけです。

Wi-Fiと有線LAN、それぞれのメリットとデメリット。

RJ45端子を備えたUSB-C対応モニタに注目

近年、ノートPCの軽量化・薄型化が進み、多くのモデルでLANポートが廃止されつつあります。特にノート型Macは、かなり早い時期からLANポートを廃止しており、Windowsの薄型ノートPCでも同様の流れが進んでいます。これらのPCを有線LANに接続する方法として、LANポートを備えた外部モニタを活用する方法が注目されています。

DellのRJ45端子(LANポート)付きUSB-C対応モニタは、MacやWindows PCとUSB-Cケーブル1本で接続でき、モニタ側のRJ45端子を介して有線LANに接続できます。Dell製のモニタにはRJ45端子を備えたモデルが複数あり、ユーザの求めるスペックに合わせて柔軟に製品を選べるのが魅力です。

特に、Dellの多くのRJ45端子付きUSB-C対応モニタはMacアドレスパススルー機能に対応しています。

最近フリースペースなどでも人気のUSB‐CモニターにRJ45端子があることにより、「業務効率UP」「ケーブル・コンセント削減」に加えて、「セキュリティを高める」ことが可能になります。

たとえば「P2424HT」は、USB-CとRJ45端子を備えた23.8インチのモニタで、MacとWindowsの両方でタッチ操作に対応しているのが大きな特徴です。Macユーザには馴染み深いマルチタッチジェスチャも使えるため、直感的で効率的な操作が実現します。まるで“大きなiPad”のような感覚でMacを操作できるのは、Apple製品を使い慣れたユーザにとって新鮮な体験になるでしょう。

P2424HT

【発売】
デル・テクノロジーズ
【価格】
4万8474円(直販価格:税込・配送料込)

【URL】 https://www.dell.com/ja-jp/shop/dell-24-マルチタッチ-usb-c-モニター-p2424ht/apd/210-bjjw/モニター-モニターアクセサリー

【備考】 2024年10月末の直販価格価格です。価格はご購入時期により変動することもございます。ご注意ください。

タッチ操作に対応したモニタは、PDFに手書きで注釈を書き入れたり、電子書籍を指でめくりながら読んだり、会議や商談でプレゼンスライドを指で操作したりなど、さまざまな活用シーンがあり、ビジネスでもプライベートでもメリットを発揮します。

右から2番目にあるのがRJ45端子。有線LANで用いられる一般的な端子です。P2424HTのRJ45端子は、1000Base-T規格に準拠し、高速な有線LAN接続を実現します。
現行のノート型Macなら、USB-Cケーブル1本で外部モニタと接続できます。USB-Cポートから電源供給も行えるため(最大90W)、Mac側に別途電源アダプタをつながずに使用できます。
P2424HTは、多関節スタンドを採用しています。

P2424HTは、多関節スタンドを採用しています。

タッチ操作を行うときはモニタ面を下げることで、操作をしやすくすることができます。

タッチ操作を行うときはモニタ面を下げることで、操作をしやすくすることができます。

タッチ操作にはさまざまなメリットがあります。例えば電子書籍はタップ操作でページ送りができ、読書に没頭できます。タブレットよりも大きな画面でコンテンツを表示できるのも魅力です。
P2424HTは、豊富なUSBポートを備えており、接続したPCのポートを拡張してくれます。そのうちUSB-AポートとUSB-Cポートが1基ずつモニタ側面にあり、周辺機器などを手軽に抜き差しできるのが便利です。

Dell製品ならではのメリット

さらにDellのRJ45付きUSB-C対応モニタは、Dell製のPCと組み合わせることで、「MACアドレスパススルー」機能が使用可能です。MACアドレスとは、ネットワーク上でデバイスを識別する固有のIDのことです。

MACアドレスパススルー機能を使うと、PCが持つ本来のMACアドレスでネットワークに接続できます。これにより、ネットワーク管理者は不正な行動の監視やアクセス制限を行うことができ、企業のネットワークセキュリティを大幅に向上させます。

DellのモニタにDell製PCを接続することで、MACアドレスパススルーの機能が利用できます。ネットワーク上では、接続しているPC本来のMACアドレスが認識されるようになります。

有線LAN接続のニーズに応える方法としては、RJ45端子付きのモニタに加え、ドッキングステーションの活用も効果的です。ドッキングステーションは、PCと接続して多彩なポートを拡張できる周辺機器です。RJ45端子を搭載したドッキングステーションを使えば有線LANへの接続が可能になり、安定かつセキュアなネットワーク接続を実現できます。

また、ドッキングステーションはDisplayPortやHDMI端子なども備えているため、外部モニタの接続にも対応します。USB-Cに対応していないモニタも活用でき、柔軟なマルチモニタ環境を構築できるのも利点です。

Dellでは、複数のドッキングステーションをラインナップしており、必要なポートの種類や数に応じて製品を選べます。さらに、こちらもDell製のPCと組み合わせることで、MACアドレスパススルー機能が利用できます。

UD22

【発売】
デル・テクノロジーズ
【価格】
3万680円(直販価格:税込・配送料込)

【URL】https://www.dell.com/ja-jp/shop/dell-ユニバーサル-ドッキング-ステーション-ud22/apd/210-bfcc/ドッキングステーション

【備考】 2024年10月末の直販価格価格です。価格はご購入時期により変動することもございます。ご注意ください。

UD22は、USB-AやUSB-C、DisplayPort 1.2など、合計10基のポートを備えるドッキングステーション。接続したMacやPCにさまざまな周辺機器を接続できます。
DellのドッキングステーションとDell製PCとの組み合わせでも、MACアドレスパススルーが実現できます。

モニタ導入時が検討のチャンス

インターネット接続には、通信速度や安定性、そしてセキュリティなど、さまざまな課題があります。特にセキュリティ面は、情報漏洩によって企業の信頼を失墜させ、経営に回復困難なダメージを与える可能性もあります。これは大企業だけでなく、中小企業や個人事業主にとっても共通する課題です。

セキュリティの問題は、個人も無関心ではいられません。ひとたび不正アクセスの被害に遭うと、直接的な金銭被害にまで発展する危険性もあります。

外部モニタやドッキングステーションの導入をきっかけに、有線LANの利用も併せて検討してみるのはいかがでしょうか。効率的な大画面の作業環境と、高速かつセキュアなネットワーク環境の両方が実現できるでしょう。

本記事はデル・テクノロジーズ株式会社とのタイアップです。