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MagSafe対応カーチャージャ「iMAG-ca」レビュー。スタンドかクリップか、柔軟な設置方法とスマートなデザインがいい感じ!

著者: 飯塚直

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MagSafe対応カーチャージャ「iMAG-ca」レビュー。スタンドかクリップか、柔軟な設置方法とスマートなデザインがいい感じ!

ケーブル内蔵じゃない!のが使いやすくていいんです

人気の車載アイテムに「カーチャージャ」(車載充電機)というモノがあります。カーショップをはじめ、ホームセンターやコンビニエンスストア、ネットショップなどで販売されており、1度は目にしたことがあるでしょう。

今回はそんなカーチャージャの1つ、iMAGの「iMAG-ca」を紹介します。一言でカーチャージャといっても、さまざまな形・充電スタイルがあります。本製品は、MagSafe対応製品となっており、磁力によって固定し、ワイヤレス充電が可能です。対応モデルは、MagSafeが利用できるiPhone12/13/14/15/16シリーズになります。

給電に利用するのは、USB-Cポートで、付属のUSB-Cケーブルと、別途用意したシガーソケット充電器を組み合わせて利用します。

ポイントは、ケーブルが直付けではなく、任意のケーブルに変更できること。付属のUSB-Cケーブル(片方がUSB-A、アダプタによりUSB-Cに変換)は、約90センチとそれなりの長さがありますが、設置ポジションによっては足りない、あるいは長すぎるといったことが考えられます。

ケーブルをダッシュボードやセンターコンソール内に隠す、あるいは目立たないように固定するといった場合、任意のケーブルが利用できるメリットは大きいでしょう。

なお、最大出力は15Wですが、純正のMagSafe製品ではないため(磁力で固定するQi製品)、iPhoneの充電時は7.5Wに制限されます。

おなじみのクリップか専用スタンドで固定しよう

もう1つのポイントが、2つの設置スタイルに対応していること。基本的には、シリコーン製のクリップを利用して、エアコンのルーバー部(吹き出し口)に固定します。

エアコンのルーバー部に取り付けて使用します。フック固定ではなく、クリップ形状なので、挟み込むだけでOK。シリコーン素材となっており、ルーバー部を傷めにくいのもポイントです。

ただし、ハザードスイッチの場所や、冷風・温風による端末への影響を考えて、エアコンのルーバーには固定したくないという人もいるでしょう。

そういった場合は、付属の金属製の筒(台)を利用します。シリコーン製のクリップ部を隠すように装着し、同じく付属の円形両面テープを利用して、センターコンソールなどの平らな面に設置することが可能です。

センターコンソールに設置するなら、付属の「台」を使用します。この「台」は、クリップを覆う円筒形のパーツとなっており、底部に付属の粘着テープを使うことで固定可能です。

なお、センターコンソール自体が緩やかなカーブ形状になっている、あるいはデコボコしていて両面テープが着きにくいなど、固定しにくい場合もありえます。やや厚めの両面テープを付属していますが、両面テープ自体を見直すことで対応できることもあります。いずれにせよ、両面テープを利用する際は、接地面の掃除と脱脂が重要です。

ダッシュボード上に吸盤式で取り付けるホルダータイプや、必要以上に大きいルーバー設置型のスマートフォンスタンドなど、さまざまな製品がありますが、本製品は必要最低限のシンプルな構造で、どんな車にも大げさにならないデザインも○。

欲を言えば、エアコンの送風口を塞いでしまうため、空間を確保するような付属品が欲しいところです。とはいえ、車での移動が多い人にはおすすめの製品と言えるでしょう。

※この記事は『Mac Fan』2024年9月号に掲載されたものです。

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著者プロフィール

飯塚直

飯塚直

PC、カメラ、スマートフォン、プリンターをこよなく愛すフリーランスライター。

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