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現金を持たずにiPhoneだけで中国旅行できる!? 食べ物も交通もほぼ全部キャッシュレス!

著者: 美崎栄一郎

現金を持たずにiPhoneだけで中国旅行できる!? 食べ物も交通もほぼ全部キャッシュレス!

現地の店でのアプリ注文 ヒヤッとする場面も

先日、iPhoneとパスポートだけを持って中国本土に行ってきました。今回も、引き続き中国のキャッシュレス事情についてお話していきます。

街中の支払いはAlipayで店側のQRコードを読み込むか、こちらのQRコードを見せて払うかのいずれかです。問題だったのは、観光客がターゲットではない中国のコーヒーチェーンのお店でした。モバイルオーダーしか受け付けておらず、中国の電話番号がないとアプリでの注文ができません。どうにか、念のために用意していた中国のローカルSIMの番号で設定して注文することができました。今回の旅行で、中国のSIMを使ったのはこのときだけ。

外資系であるスターバックスに行けば、AlipayでもApple Payでも支払うことができます。ほかは、ahamoの海外ローミングで問題もなく使えました。

ahamoの海外ローミングは、月間30GBまで利用できるデータ通信サービス。海外91カ国・地域で使えて、特別な申し込みは不要なので便利です。

アハモの海外ローミングですと、Googleのサービスも使えます。ただ、グーグルマップは使えるものの、地図データが中国にアップデートされていないので、案内としては使えません。アップルの「マップ」アプリは使えますが、中国の地名を入力できないので、文字をコピペして検索する必要があり、かなり面倒でした。

Appleの「マップ」アプリも使えますが、中国版Gooleマップといわれるような「百度地図」や「高徳地図」といったアプリもオススメです。




ローカルバスもQRコード ほぼ全部キャッシュレス

中国は新幹線網が発達しているので、上海から北京、北京から西安には新幹線で移動しました。4時間強かかるので、中国の広さを実感することに。予約は中国企業が運営する「trip.com」で手配したのですが、利用時にパスポート番号が必要だと判明。国際線の飛行機の予約と同じイメージです。

入場ゲートでは、パスポートを提示するだけで、乗り込むことができました。キャッシュレス&ペーパーレスです。あとは、アプリに表示されている号車、座席番号に乗り込めばOK。中国人は、マイナンバーカードのような、人民全員が持っているIDカードをかざして乗り込んでいました。

新幹線の中では、停車駅でピックアップするUber Eatsのようなモノで食事を買っている人が多く、驚きました。また、長時間乗るということもあり、機内での飲食系のサービスが充実しています。日本だと駅弁はほぼ冷たいままですが、中国の食習慣として温かい食べ物を好むのだそう。

ローカルのバスにも乗ってみましたが、こちらも地下鉄と同じQRコードをかざせば乗れます。西安のバスでは乗車口の外のバスの車体にQRコードが印刷してあり、それをスキャンして乗り込むという方式です。あわてて乗り込んだので、写真を撮り損ねました。

最終的に深圳から香港に入り、そこから香港で1泊して中国を出国。結局、香港の街中しか現金で払わないといけない場所はありませんでした。中国本土では屋台ですらQRコード決済でですから。もはや中国は現金ではなく、100%QRコード決済の国。紙幣や硬貨という漢字が死語になりそうです。

結論、ほとんどの場所でQRコード支払いができました。中国旅行で
換金をしないのが普通になる日が来る!?

※この記事は『Mac Fan』2025年11月号に掲載されたものです。

著者プロフィール

美崎栄一郎

美崎栄一郎

ビジネス書作家・講演家・商品開発コンサルタント。『iPhoneバカ』『iPadバカ』などの著者。新刊『脱ムダ、損、残念! 今度こそ、やめる技術』(あさ出版)が発売中。

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