※この記事は『Mac Fan』2020年4月に掲載されたものです。 本記事で扱っているキャンペーンはすでに終了しています。
国内便を使った出張でもっとおトクにマイルを貯めたい！
プラスアルファでマイルを貯めよう
『キャッシュレス生活、1年やってみた』（祥伝社）という新刊が出ました。日本でキャッシュレス化が進んでいる要因の1つは、iPhoneです。ですが、本連載はiPadについて書かなければいけないので、詳細は本を買ってください。読み物としても、情報としても楽しい本に仕上がっています。
今回は、国内出張で飛行機に乗る機会が多いビジネスパーソンは絶対にやるべきテクニックをご紹介。
世界にはマイルを貯める航空会社のアライアンスが3つあります。ANAが加盟する「Star Alliance」、JALが加盟する「oneworld」、そして「SkyTeam」です。その中でも、今回はSkyTeamのマイルの貯め方です。残念ながら日本の航空会社はSkyTeamに加盟していませんが、エールフランス航空やアリタリア航空など、日本に発着している航空会社では貯めたマイルが使えます。
スカイチームのマイルを貯めるには、まずデルタ航空の「skymiles」に入会してください。入会金は無料。貯めたマイルに有効期限はなく、失効しません。なので、貯めないと損。
「でも、デルタ航空には国内便がないじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、それでも国内出張でスカイマイルを貯める方法があるのです。ANAやJALなど、日本国内のどの航空会社でもいいので、搭乗券を添付して申請すると、1フライトにつき500マイルを進呈してくれるというキャンペーンを使います。私は昨年、これでスカイマイルを2万マイル貯めました。しかも、無料で。2万マイルは5万円分くらいの価値です。
スカイチームのマイルを貯めるに は、まずはデルタ航空のスカイマイ ルに入会しましょう。スカイマイル で貯めたマイルは有効期限がない ので、ビジネスパーソンは入会して おくべき。
デルタ航空では、ANAやJALなどの日本国内線利用で500マイルが付与されるキャンペーンを実施しています。日本の航空会社はスカイチームに加盟していませんが、日本に発着している航空会社では貯めたマイルが使えます。
iPadでの申請がいちばんラク！
キャンペーンに申し込むには、専用の申請用紙を使います。申請用紙はWebでダウンロードでき、普通はそれを印刷して記入して送りますが、わざわざ印刷するのも面倒。ここでiPadの出番です。iPad上でそのまま記入すれば、印刷の手間を省けます。
キャンペーン申請用紙はデルタ航空のWEBサイトから表示できます。これをiPadに取り込んで申請するのです。
せっかく飛行機に乗るなら、 マイルも効率よくおトクに貯めたいな…。
「MetaMoJi Note」でマイルの申請をiPadだけで完結
デジタルだから使い回しもOK
iPadでの入力には、「MetaMoJi Note」を使ってみます。デルタ航空のキャンペーン申請用紙をアプリに取り込み、Apple Pencilで会員情報やフライト情報などの必要事項を書き込みましょう。このアプリは拡大／縮小が自由自在なので、Apple Pencilがなくても、指できれいに書けます。出張中の空き時間に書き込むには、Apple Pencilよりも、指でササッと書けるほうが楽です。
iPadでフォームに入力しておけば、コピーも簡単。つまり、次回申請したいとき、会員番号や名前などはそのままで、便名やフライトの日付だけ修正すれば入力が完了するのです。慣れると5分もかかりません。これで500マイル。おいし過ぎます…。以前はファクスで送付しなければならず、「FAX.de FAX-it!」というアプリを使っていましたが、2019年5月からメールに変更になり、簡単に送信できるようになりました。
搭乗券は「メモ」でスキャンしよう
申請には、証拠となる航空券の画像も必要です。iPad標準の「メモ」アプリを使えば、トリミングしてPDFになるので、こちらもiPadだけでまったく問題なし。紙の搭乗券を空港で発券してもらわなければならないのは少し面倒ですが、それだけで有効期限のないマイルがもらえるのはおいしい。
航空券のPDFと申請用紙を用意したら、あとは指定のメールアドレスに送信すれば完了。たったこれだけで500マイル。往復分を一気に登録すれば、1000マイル、2500円分くらいのマイルが無料で貰えます。難しいテクニックはまったく必要ありません。単に知っているか知らないかの差です。ちなみに、ANAのマイルも同時に貯まります。
このキャンペーンは2020年3月下旬まで続いていますので、まだやっていないビジネスパーソンはぜひトライしてみてください。ANAでもJALでも、スカイマークでもピーチでも、日本の国内線ならばどんな搭乗券でも加算対象ですから。
キャンペーン申請用紙は、印刷せずに「MetaMoJi Note Lite」アプリで直接記入。Safariで申請用紙を開いたら、［共有］ボタンから「MetaMoJi Note Lite」へコピーしましょう。なお、広告が表示されない有料版もあります。
「MetaMoJi Note Lite」で、会員番号やフライト情報を記入。Apple Pencilでも記入できますが、このアプリは拡大も楽チンなので、指でもきれいに記入できます。
記入が終わったら、右上の［共有］ボタンから［メールで送信］を選択。すると、「メール」アプリが起動し、用紙が添付されます。
メールには申請用紙のほかに、搭乗券のコピーを添付しましょう。搭乗券は、標準の「メモ」アプリのスキャン機能を使えばOKです。
時代はペーパーレス。日常の小さな作業もすべてiPad内で完結できるようにトライしてみましょう。
今回の美崎式まとめ
・国内便を使った出張でもスカイマイルを貯められる
・iPadと「MetaMoJi Note」なら印刷せずに隙間時間に申請できる
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