※この記事は『Mac Fan』2024年 7月号に掲載されたものです。
毎朝、iPadとApple Pencilを駆使して大量に書く。メモアプリ「Goodnotes」に3ページほどいろんなことを書く。
「今日やりたいこと」「やらなければならないこと」「思っていること」などなど。一説には「モーニングノート」とか「モーニングルーティーン」などと言うらしい。
そんなことを習慣化して4年ぐらいが経つだろうか?
最近は紙の手帳にも「当日やること」「やらなければならないこと」「実現したいこと」を書いている。
それでも、書いたうちの5割ぐらいしか実現できていない。MacBook Proをフル稼働しているが、完全ではない。送らなければならないメールが100通以上はあるが、日が変わりそうだ。
一度しかない人生だし、すでに僕は56歳である。もうそんなに時間がないと思う。若者からは「老害」と言われているし(苦笑)。
でも、やりたいことがある。実現したい目標がある。だから懸命に努力をする。
その一方で、僕はこれまでの人生で、“本気”を出したことがないのでは?とも思っている。
学校のテストも受験も本気を出していなかった。恋愛も親孝行も家族関係も、実はそうなのかもしれない。人付き合いに関しても、本気を出しているのか?
そう、運だけでここまで来てしまった感があるのだ。周りの人は気がついているが、僕は実に運がいい。
何かを自分で成し遂げたことはほぼない。
なので、“達成できる人”になろうと思う。でも、何を達成したいのか? 実はわからない。目標を明確にしてこなかったからだ。
だから懸命に書く。懸命にiPadに書くのだ。人生一度ぐらいは「運」だけではなく、自分の力で目標を達成したい。それを人は「努力」と呼ぶのだろう。
そういえば、新しい本を書いた。暇つぶしにぜひとも。

著者プロフィール
野呂エイシロウ
放送作家、戦略的PRコンサルタント。毎日オールナイトニッポンを朝5時まで聴き、テレビの見過ぎで受験失敗し、人生いろいろあって放送作家に。「元気が出るテレビ」「鉄腕DASH」「NHK紅白歌合戦」「アンビリバボー」などを構成。テレビ番組も、CMやPRをヒットさせることも一緒。放送作家はヒットするためのコンサルタント業だ!と、戦略的PRコンサルタントに。偉そうなことを言った割には、『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』(講談社)『プレスリリースはラブレター』(万来舎)が、ミリオンセラーにならず悩み中。




![アプリ完成間近! 歩数連動・誕生日メッセージ・タイマー機能など“こだわり”を凝縮/松澤ネキがアプリ開発に挑戦![仕上げ編]【Claris FileMaker 選手権 2025】](https://macfan.book.mynavi.jp/wp-content/uploads/2025/10/IMG_1097-256x192.jpg)