次期iPad Proについては、すでにさまざまな情報源からの噂が飛び交っている。iPhone Xと同様、Face IDによる顔認証が搭載されるのではないかという話も出ているが、果たしてその噂はどこまで本当なのか。独自に入手した情報から、その真の姿が見えてきた。
外観は大きく変更
ある信頼できる情報筋から入手した情報によれば、次期iPadプロは狭額縁仕様となり、筐体サイズが少し小さくなる可能性がある。10・5インチモデルは、現行モデルに対して長辺が4.6ミリほど小さくなり(予想サイズは高さ247・5ミリ×幅178・7ミリ×厚み6ミリ)、一方12・9インチモデルは、現行モデルに比べ長辺が25・7ミリほど小さくなるようだ(予想サイズは高さ280ミリ×幅215ミリ×厚み6.4ミリ)。
また、サイズだけでなくデザインにも大きな変更があるという。これまでのiPadプロには前面のエッジ部分にダイヤモンドカット加工が施されているが、次期iPadプロでは前面だけでなく背面のエッジにも同様の処理が施されるようだ。まるでiPhone SEを巨大化したようなデザインになると考えられる。
さらに、仕様面に関しても、さまざまな変更が行われるという。まず、現行モデルで本体上部中央と背面上部に搭載されているマイクはどちらも本体上部に移動し、ステレオマイク仕様になるという。
また、次期iPadプロでは、ついにヘッドフォンジャックが非搭載となる。iPadシリーズはiPhoneとは異なり、従来からイヤフォンが同梱されておらず、次期iPadプロも同様と考えられる。したがって、最近のiPhoneに付属している「ライトニングーヘッドフォンジャックアダプタ」は同梱されないことになりそうだ。
やはりフェイスID搭載か
独自に入手した設計図を確認すると、これまでのiPadプロで本体側面に装備されていたスマートコネクタの位置が変わり、ライトニングコネクタに近い背面下側に移動している。このことから、次期iPadプロ用のスマートキーボードは主に縦位置で使用する方式になる可能性が高い。
この仕様変更は、かねてからの噂どおり次期iPadプロでフェイスIDを採用することが理由ではないかと考えられる。このフェイスIDでは本体を横向きにしてロック解除を行うことができず、そのため主に縦位置での使用を推奨していく流れになるのではないだろうか。
次期iPadは、2018年11月の発表になりそうだ。これらの予想が的中するかどうか、ぜひ期待してお待ちいただきたい。